(SBSニュース 韓国語 2019/09/12)

冬季オリンピックでいわゆる“強制キス”論議を起こした人物が、2020年東京オリンピック・パラリンピックを総括する日本政府の新任オリンピック長官[五輪相 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当]の席に上がり、また別の論議を起こしています。昨日(11日)に断行された安倍晋三総理の改閣名簿を見ると、今年55歳になる女性の橋本聖子参議院議員が五輪相(オリンピック長官)に抜擢されました。

橋本聖子新任オリンピック長官は、冬季・夏季オリンピックに計7回出場したスポーツスター出身の政治家です。橋本氏は1992年アルベールビル冬季オリンピックスピードスケート女子1,500mで銅メダルを獲得したが、これは日本冬季オリンピック史上、女性選手では初のメダルでした。また、1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピック、1996年アトランタオリンピックなど3回の夏季オリンピックではサイクル選手として出場して話題を集めました。

橋本氏は、1995年の参議院議員選挙で自民党比例代表で当選した後、2008~2009年に麻生太郎内閣では外務省副大臣を歴任しました。2010年バンクーバー冬季オリンピックと2016年リオリンピック時は日本選手団団長を務めました。
※2014ソチ冬季オリンピックでも団長

スポーツヒーロー出身の政治家として常勝疾走していた橋本氏は、2014年、いわゆる“強制キス”論議を起こして日本列島を衝撃に陥れました。日本の代表的時事週刊誌『週刊文春』は2014年8月、橋本聖子日本スケート連盟会長が、日本の有名男子フィギュアスケート選手である高橋大輔に強制的にキスをしたとし、写真と共に報道して途方もない波紋を起こしました。高橋は2010年2月のバンクーバー冬季オリンピックフィギュア男子シングルで日本史上で初めてオリンピックメダル(銅メダル)を獲得し、同年3月には初めて世界選手権優勝まで手にしたスター選手です。

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▲日本週刊文春

報道によれば、2014ソチ冬季オリンピック閉幕の翌日である2月24日、日本選手団の会食の席で、橋本会長が高橋に近づいてきて強制的にキスをしたということです。橋本は当時50歳で、日本スケート連盟会長[兼 ソチ日本代表選手団団長、JOC常務理事・選手強化本部長、参議員(自民党)]なのに加え、子供が6人いる既婚者であった一方、高橋は息子ほどに過ぎない29歳であったため、非難の程度はより高かったです。波紋が手のほどこしようもなく大きくなると、2人は強制キスでないと否定したが、日本メディアはそうは見なかったです。当時、2人の関係が事実上、上司と部下のいわゆる“甲乙関係”なため、高橋がキスを拒めなかったし、その後に“強制キス”であることを認めることもできなかったと分析しました。簡単に言えば、橋本が自身の職分を利用して“甲質性セクハラ”をしたのではないかという指摘でした。
※カプチル(甲質):強い立場の人が立場を利用して弱い立場の人に不利益や不快を与える行為。

地球村の祭典である東京オリンピックの総責任を負うオリンピック長官は、能力や道徳性の面で十分に検証された人だけが務めるのが常識です。安倍晋三総理は東京オリンピックが“日本復興”のための絶好の機会であると何回も力説してきたが、実際にオリンピック長官には“問題の人物”を座らせました。

2018年11月当時、日本オリンピック長官だった桜田義孝氏は「これまで従業員と秘書に指示だけしていた。私が直接パソコンに触っていない」と話して世界的な笑い話になりました。日本メディアによれば、サイバーセキュリティー戦略担当長官を兼任している桜田氏が自ら“パソコン知らず”であることを自認し、『USB』についても正確に知らなかったとあきれる回答をしたといいます。

桜田長官は、日本国会で東京オリンピック開催のための中央政府支出額が1,500円(約1万6,000ウォン)と答えた後、議員がざわざわすると1,500億円だと修正したし、オリンピック担当相になぜ抜擢されたと思うかとの質問には、「分からない」と述べました。彼は2016年に慰安婦被害者に対して「職業としての娼婦であった」という妄言をした人物で、日本国内ですら批判が殺到すると発言を撤回しました。

桜田の後任としてオリンピック長官になった鈴木俊一は、放射能汚染の疑いがある福島産食材を世界各国の選手たちに供給すると明らかにして大きな論議が起こりました。彼は「2020年東京オリンピック・パラリンピックを通じて、被害地域(福島)で生産した食材を積極的に活用する。被害地域の農水産物の安全性とすばらしさを全世界に知らせたい」と強弁しました。

東京オリンピックは現在、放射能汚染、軍国主義の象徴である『旭日旗』の使用、『独島表記』強行という論議に、猛暑と交通渋滞まで予想され、“満身瘡痍”オリンピックに転落するかも知れないという懸念が出てきています

このような状況で、雪上加霜で、オリンピック行政と準備を陣頭指揮しなければならないオリンピック長官までも納得し難い人物を充てており、論議は絶えない見通しです。(機械翻訳 若干修正)


2014年08月21日


当時、JOC・スケート連盟・自民党のいずれからも何のお咎めもなく、2016年にまた選手団団長になり、今回です・・・