(SBSニュース 韓国語 2019/09/03)

2020東京オリンピックおよびパラリンピック組織委員会[公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会]が韓国側の度重なる要求にもかかわらず、来年の東京オリンピックで旭日旗の使用を何ら制裁なしに許容するという意向を初めて明らかにし、大きな波紋が予想されます。

東京組織委は3日、SBSの質問に対する公式回答書簡を通じて「旭日旗は日本で広範囲に使用されているために止める理由がない」と主張しました。

東京組織委はまた「旭日旗自体はどのような政治的な意味も含んでいない。そのため禁止品目と見なさない」と強調しました。

東京組織委が旭日旗使用を許容したことにより、来年の東京オリンピックで日本観衆が競技場で旭日旗を振りながら大規模な応援を繰り広げる可能性が大きくなりました

このような事態を防ぐため、大韓体育会は去る8月22日、東京で東京組織委の関係者と会い、旭日旗の使用禁止を要求したことが確認されました。

大韓体育会のある関係者は「旭日旗が韓国人に日本軍国主義を象徴する戦犯旗と認識されている。競技場で旭日旗応援があった場合、韓国人観衆と日本人観衆が衝突する不祥事が生じる恐れがある」とし、旭日旗の競技場搬入禁止を要求したが、これに対して東京組織委は確答を避けました。

以後、国会文化体育観光委員会は8月29日に全体会議を開き、『2020東京夏季オリンピック大会および夏季パラリンピック大会での旭日旗競技場内搬入禁止措置を要求する決議案』を議決しました。

文体委はこの決議案で「国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック組織委員会、パラリンピック組織委員会に東京オリンピック期間前後、競技場内に旭日旗と旭日旗を活用したユニフォーム・小道具の搬入と、これを活用した応援行為を禁止することを促す」と明らかにしました。

文体委は決議案の提案理由として「類似事例であるドイツナチスの象徴であるハーケンクロイツが帝国主義の象徴とされ、国際スポーツ大会など、すべての公式行事に使用されていないのと異なり、旭日旗はそのような制裁を受けていない」と説明しました。

それと共に「旭日旗は依然として国際スポーツ大会の競技場内に搬入され、応援道具として使用されることにより、過去に帝国主義侵略の対象だった国々に、否定的歴史の記憶を刺激する行為を繰り返している」と説明しました。

しかし、東京オリンピック組織委員会は、大韓体育会と国会決議案の要求をすべて黙殺したまま、旭日旗応援と旭日旗ユニフォーム製作などを許容するという意向を明確に示しました

東京組織委はまた「福島産食材が国際原子力機構(IAEA)と食料農業機構(FAO)など国際機関の検証を経て、放射能安全に異常がないため、東京オリンピック選手村メニューに使用する」という意思を確認しました。(機械翻訳 若干修正)


韓国で「スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴しろ」となるでしょうが、敗ければ公式に使用を認められることになるので、実際に大韓体育会が訴えるかどうかはわかりませんね

組織委にはいろんなところから批判が届くでしょうが、それ以上に支持が届くと良いですね。

日本では「旭日旗」だけでなく「旭日模様の応援グッズ」を様々なバリエーションで作り、それも使われるようになってほしいですね。