(共同通信 2019/08/24)

政府「10個」制限か

 8月上旬に北朝鮮を訪問した千葉市の在日朝鮮人の男性が、日本へ戻り羽田空港で税関検査を受けた際、北朝鮮在住の親戚から受け取った土産品の持ち込みは「経済産業省の指示で10個が上限だ」と言われ、超過分を没収されたことが24日、男性らの話で分かった。

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▲羽田空港の税関検査で没収された金有燮さんの土産品=8日(本人提供)

 日本政府は独自制裁の輸出入禁止措置に基づき、現地での購入品の国内持ち込みを認めていないが、関係者によると、在日朝鮮人が親戚から贈られた物は通常「人道目的」として持ち込みを認めてきた最近になって政府が親戚間の贈り物にも「数量制限」を設けた可能性がある。


写真を見る限りでは、「現地での購入品」なのか「親戚から贈られた物」かの区別は無理そうですね(どちらかと言われたら「現地購入品」に見えます)。


金有燮(キム・ユソプ):1973年北海道生まれ。北海道初中高、朝大理学部卒。1995年4月から北海道初中高で教員に。2014年4月から「学校法人 千葉朝鮮学園 千葉朝鮮初中級学校(千葉初中)」校長に赴任。

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(朝鮮新報 2019/08/23)

千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク(千葉ハッキョの会)第4次訪朝団(1~8日)が帰路の羽田空港税関で朝鮮から持ち帰った土産品を没収された。民間人の土産品没収と朝鮮への経済制裁は関連がなく「草の根レベルの友好親善を政府が踏みにじる行為」であるとし、内閣総理大臣への「土産品没収に対する抗議と要請」を発表した

以下に要旨

わたしたちは、日朝友好親善を図ることを目的として朝鮮を訪問した。

昨年、南北首脳会談、朝米首脳会談が実現した。朝鮮半島、東アジアの平和にとって枢要なこれら一連の会談は日本にとっても歓迎すべきものだ。

わたしたちは、このように情勢が大きく前進しているなか、現地の人々と触れ合うことで民間レベルでの友好親善が図れたことに感動を覚えて帰国した。しかし、わたしたちを待ち受けていたのは、羽田空港税関における所持品検査と朝鮮から持ち帰った土産品を没収するという仕打ちだった。

日本政府の弁によれば、朝鮮への経済制裁(わたしたちは制裁政策自体に反対です)は、核実験などに対する報復措置として「核・ミサイル開発」の資金源を絶つことを目的としているはずだ。それがなぜ、民間人の土産品没収に繋がるのかまったく理解できない。

このような行為は、草の根レベルの友好親善を政府が踏みにじる行為であり、日朝関係の緊張緩和、東アジアの平和構築の動きにも逆行する行為だ。直ちに没収された土産品を当人に返還し、謝罪することを求める。さらに朝鮮に対する日本の独自制裁を解除するとともに、対話に向けた施策を実行されるよう要請する。

2019年8月19日
千葉ハッキョの会第4次訪朝団一同


昨年、神戸高の生徒のお土産を関西空港税関が没収し、2か月半後に返還してから、没収のニュースは目につきませんでしたので、没収措置をやめたのか、ニュースになるほどの騒ぎになっていないのか、訪朝者が規定を守っているのか? と思ってましたが、どうだったんでしょうね。

今回は大人なので厳しく対処して返還しないのか、最初から返還ありきの措置なのか・・・

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