(聯合ニュース 韓国語 2019/08/04)

・駐ドイツ日本大使館、少女像展示したドイツ展示館に公文書送る
・2015年のパク・クネ政府での韓日慰安婦合意根拠に地方政府まで圧迫

日本政府がドイツの首都ベルリンで開かれる展示会に『平和の少女像』作品が出品されると、慰安婦問題はすでに韓国と最終合意したとし、展示会側に公文書を送って撤去するよう圧迫した事実が明らかになった。

駐ドイツ日本大使館は、ベルリンの女性芸術家展示館である『ゲドック』(GEDOK)[ドイツ女性芸術協会]で去る2日に始まった『トイズアアース』(TOYS ARE US)[~25日]という展示会に少女像が出品された事実を知ると、ゲドック側に去る1日、公文書を送った

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▲ゲドックに展示された少女像

展示された少女像は、日本最大国際芸術祭である『あいちトリエンナーレ』[AICHI TRIENNALE 2019]に出品された少女像と同じくキム・ウンソン(金運成)-キム・ソギョン(金龧炅)作家の作品だ。

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▲駐ドイツ日本大使館が少女像を展示したドイツ側に送った公文書

聯合ニュースが4日、単独で入手した日本大使館の公文書には慰安婦問題に対する日本の立場が入れられた。

公文書で日本は、1965年の韓日請求権協定で賠償問題が解決されたと主張した

また、日本政府は慰安婦女性たちを支援するための民間機構である『女性のためのアジア平和国民基金』を作るのに協力したと強調した。

公文書には日本政府がこの基金に出捐した金銭的内容を詳細に摘示した。

特に「日本と韓国政府が慰安婦問題について、2015年に『最終的かつ不可逆的』の合意をした」としながら「その後、発足したムン・ジェイン政府が『和解・癒やし財団』を解散したことは、2015年の両国合意の観点から全面的に受け入れることはできない」と主張した。

それと共に「ムン・ジェイン大統領を含めて韓国政府は、(和解・癒やし財団を解散したまま)『合意を破棄せず、日本に再協議を要求しない』と繰り返し言及した一方、日本は両国合意にともなうすべての約束を履行した」と書いた。

しかも「国際社会は注意深く韓国の合意履行を待っている」としながら「日本政府は韓国政府が合意を履行するように引き続き要求する」と強調した。

あたかも国際社会が韓国政府が誤った行為を是正することを待っているという式で歪曲し、国際社会を強引な屁理屈式で引き込んだのだ

公文書では、2015年の韓日合意に基づいて設立された『和解・癒やし財団』が支援した慰安婦被害者の数などが詳しく言及された。

最後の部分には「日本政府は21世紀に女性の人権のために先導する」と強調した。

日本大使館は2015年の韓日慰安婦合意の内容を含んだ文書を添付した。

日本はドイツで少女像の設置・展示に対し、展示館に直接抗議するだけでなく、展示館に予算を支援する地方政府などを対象にも圧迫をしてきた。

これに対し、ドイツで活動する韓国関連市民団体である『コリアフェアバント』(Korea Verband)のハン・ジョンファ代表は「外交的問題を離れ、慰安婦被害者問題は全世界的に弱者である女性の問題の上、芸術作品などで賛えて記憶しなければならない問題」とし「日本側のこのような反応にはヒューマニズムが欠如している」と指摘した

日本側はこれに先立ち、去る6月、ドルトムントで開かれた『ドイツ教会の日』記念展示会にキム・ウンソン-キム・ソギョン作家の少女像作品が展示されたことに対しても、撤去を要請したと展示関係者たちが伝えた。(機械翻訳 若干修正)


(聯合ニュース 韓国語 2019/08/04)

・ドイツで少女像展示を各地で妨害…日本「韓国と慰安婦不可逆合意」主張
・ヨーロッパ初の少女像の碑文も日本の圧迫で撤去

日本がドイツのある記念館に常設展示された10㎝にも満たない小さな『平和の少女像』さえも、記念館側を圧迫して撤去させた事実が一歩遅れて明らかになった。

4日、ドイツで活動する韓国関連市民団体であるコリアフェアバント(Korea Verband)によれば、この団体のハン・ジョンファ代表は去る2017年初め、ベルリン北部ブランデンブルク州の小都市ラーフェンスブリュックの旧ナチス強制収用所記念館(Ravensbruck Memorial)に『小さい少女像』をプレゼントした

記念館側は意味深いプレゼントとし、同年4月から色々な作品と記念品を集めておいた記念館入口に小さい少女像を展示した

記念館を訪れる人が簡単に見ることができる位置であった。

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▲ラーフェンスブリュック強制収用所記念館に展示された小さい少女像と同じ形の少女像

ラーフェンスブリュック強制収用所は、ナチス時代、体制に反抗した女性を閉じ込めた女性専用収容所であった。

この収容所の一部収監者は、他の強制収用所に性奴隷として送られたりもしていただけに、韓国からきた小さい少女像を大切にしたのだ。

当時、慰安婦被害者であるキル・ウォンオクおばあさんは記念館を訪れ、小さい少女像と記念撮影をした。

しかし、日本大使館側がこれを知った後、昨年1月頃、ブランデンブルク州当局と記念館を相手に抗議し、展示物から除外してほしいと要求した

ハン代表は「当時、記念館側との通話とEメールを通じて、州当局と記念館が日本側の圧力を受けているという話を伝えられた」と述べた。

日本側の行き過ぎに当惑した記念館側は、日本大使館関係者を呼んで理由を聞いた。

しかし結局、日本側の全方向的で執拗な圧迫の中、記念館側は小さい少女像を展示作品から除外した

ドイツで少女像展示などと関連した日本の妨害は現在も続いている

ベルリンの女性芸術家展示館である『ゲドック』(GEDOK)[ドイツ女性芸術協会]が去る2日に始めた『トイズアアス』(TOYS ARE US)展示会に少女像が出品され、駐ドイツ日本大使館はゲドック側に公文書を送った

展示された少女像は、日本最大の国際芸術祭である『あいちトリエンナーレ』[AICHI TRIENNALE 2019]に出品された少女像と同じくキム・ウンソン(金運成)-キム・ソギョン(金龧炅)作家の作品だ。

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▲列車に乗ってベルリンに来る少女像
少女像はベルリンの女性芸術家の展示館であるゲドック(GEDOK)で、2日から展示された。

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▲ゲドックに展示された少女像

聯合ニュースが入手した日本大使館名義の公文書で日本は、「日本と韓国政府が慰安婦問題について2015年に『最終的かつ不可逆的』の合意をした」としながら「その後発足したムン・ジェイン政府が『和解・癒やし財団』を解散したことは、2015年の両国合意の観点から全面的に受け入れることはできない」と主張した。

ゲドックに展示された少女像は、去る6月、ドルトムントで開かれた『ドイツ教会の日』記念展示会でも展示されたが、当時、日本デュッセルドルフ総領事館が展示館側に連絡して撤去要請をしたと展示関係者たちが伝えた。

2日、展示館を訪れた日本人女性美術家であるアイ・コバヤシは「日本政府だけでなく、日本政府から資金を支援されている団体が少女像を問題視していることが問題」とし「日本には慰安婦問題と関連してフェイクニュースがとても多く、メディアは十分に扱っていない」と話した。

先立って、2017年3月に南部都市ヴィーゼントのネパール-ヒマラヤパビリオン公園にヨーロッパでは最初に立てられた少女像に対しても、日本側が公園側に撤去してほしいと要求したことはすでに知られた事実だ。

結局、同年、公園側は少女像は撤去しないが、少女像を説明した碑文を撤去した。

在ドイツ同胞団体である風景世界文化協議会がボンにある女性博物館にも少女像を設置しようと推進したが、日本側の妨害で不如意である状況だ。

2016年には、水原市が姉妹血縁を結んだドイツ,フライブルクに少女像を設置しようとしたが、日本側の抗議で霧散した。

日本側人々がフライブルク市当局を訪れて強力に抗議したのだ。

フライブルクと姉妹血縁を結んできた日本の都市松山市は、少女像を設置した場合、断交するという意向まで伝えて圧迫した。(機械翻訳 若干修正)