(京郷新聞 韓国語 2019/07/17)

・海外生産工場流通段階、最終終着地を一つ一つチェック
・韓国行き阻止するため統制措置
・緻密になる日本の『圧迫カード』

日本政府が半導体・ディスプレイ製造用素材の流通段階で、最終終着地である『エンドユーザー(enduser)』を一つ一つ確認して韓国輸出を統制していると伝えられた

これに対し、サムスン電子とSKハイニックスは高純度フッ化水素(エッチングガス)とフォトレジスト(感光液)、フッ化ポリイミドの国内直輸入が詰まった素材の『第3国を通した迂回輸入』も難しいと結論を下した。半導体の製造工程上、核心素材に対する輸出規制が長期化すると予想される中、有力に検討されてきた代案まで行き詰まった状況だ。

半導体業界関係者は16日、京郷新聞と通話して「日本政府が輸出規制品目の『エンドユーザー』をチェックしていると聞いている」とし「最終的な使途を細かく確認するという意味で、規制品目を海外工場を経由して国内に持ち込むことさえ難しくなった」と明らかにした。

他の関係者も「日本で『エンドユーザーが誰なのか明示するように』という話を聞いた」とし「迂回輸入も出来ないだろう」と述べた。

サムスン電子はアメリカ,テキサス州オースチン市と中国,西安市に、SKハイニックスは中国,無錫市に半導体工場を持っている。両企業は日本が半導体核心素材の韓国直輸出を遮断すると、これら海外工場を通じて確保した物量を韓国に持ち込み生産支障を防ぐ方法を検討してきた

また、サムスン電子とSKハイニックスは、ステラケミファのような日本所在企業の台湾、シンガポールなど海外工場でエッチングガスを購入する方法も考慮したが、これもまた日本政府の追跡のために不可能なものと判断している

最近、サムスン電子が日本所在企業の海外生産基地で一部物量を調達した事実が知らされると、日本政府がこれさえ遮断に出たと解釈される。

長期的に日本所在企業の生産基地を国内に誘致する案も議論される。しかし、日本政府が制裁に頑強な立場のため容易ではない状況だ

サムスン電子とSKハイニックスは半導体製造用素材の備蓄量について口を閉ざしている。業界関係者は「エッチングガスは供給先の多角化を推進中のため、保有物量が少ないということが明らかになれば価格交渉力が落ちかねない」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


審査期間は90日かかるという報道もありますし、読売新聞7月1日付は「基本的に輸出を許可しない方針で、事実上の禁輸措置となる」と報じたりもしましたが、実際の手続き(他国)は通常4~5週間のようなので、8月初めから中旬頃までに許可が出るかどうかに注目ですね。

日本に工場を建てれば解決じゃないのかな。(そんなことはできないでしょうが)