(ファイナンシャルニュース 韓国語 209/06/13)

・韓中外交摩擦、朝鮮族犯罪などで悪感情拡大
・『チャクチャンチュクチャン』、『南京大祝祭』など無差別暴言続く
・「部分の問題、全体に拡大してはいけない‥理性的に対応すべき」

オンラインコミュニティなどを中心に反中を越えて嫌中感情が広まっている。アメリカと中国間の華為(ファーウェイ)問題などにより『第2のサード(高高度ミサイル防御体系・THAAD)報復』の懸念も提起されている中で、中国に対する心理的距離は時間が経つほど遠ざかっているという懸念も提起されている。

■『反中』越えて『嫌中』に

13日、法務部[省に相当]によれば、昨年末基準の国内滞在中国人は107万566人だ。これは国内に滞在している全体外国人のうち45%に迫る水準だ

だが、中国人に対する韓国人の視線はきれいなだけではない。一部では中国人に対する盲目的な非難が度を越えているという声も出ている

オンラインを中心に広がっている嫌中感情は極端な表現につながる。『チャクチャンチュクチャン(善良な中国人は死んだ中国人)』『天安門事態の時に善良な中国人はすべて死んだ』という式の表現が主要ポータルサイトとインターネットコミュニティなどを埋めている
※チャクチャンチュクチャン:チャカン(善良な)チャンケ(中国人を指す蔑称)チュグン(死んだ)チャンケの略

ひどい場合には『南京大虐殺(日中戦争時に中華民国の首都南京を占領した日本が軍隊を動員して中国人を無差別に虐殺した事件)』を『南京大祝祭』と称したりもして、多くのネチズン[ネットユーザー]の眉をひそめさせた。

ただ、オンライン上の問題だけではない。中国人留学生が多い大学街も嫌中感情から自由ではない。

ソウルのある私立大学校で交換学生として留学中の中国人A氏(23)は「人によって違うが、全般的に中国人に対する韓国人大学生の認識が良くないようだ」とし「ひどい場合には中国人を目の前にしていながらも『チャンX』[チャンケ]のような人種差別的発言をする人達がいる」と訴えた。

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▲ソウル市永登浦区大林洞の中国人通り

■部分の問題、全体に拡大してはいけない

このような嫌中感情の背景としては様々な理由が挙げられる。かなり前から続く中国の東北工程と2017年のサード事態などが反中感情を触発した。最近イシューになった微細粉塵問題も反中感情を悪化させるのに一役買った。一部の中国同胞[朝鮮族(朝鮮系中国人)]が行った犯罪行為も中国人に対する感情を大きくする原因として作用した。

国内滞在の中国人協会のある関係者は「サードから微細粉塵まで国家間の様々な問題によって韓国人が中国に対して良くない感情を持つことについては、そんなこともあると思う」としながらも「それでもすべての中国人に対して差別的見解を持って悪口を吐く一部の行動は本当に理解し難い」と吐露した。

専門家たちは、個人の逸脱、あるいは両国政府間の政治的問題などを理由に、中国人全体をひっくるめて非難することはやめなければならないと述べた。

ソル・ドンフン全北大社会学科教授は「最近起きた一連の状況と関連して、感情でなく理性的に判断し、落ち着いて対応する必要がある」としながら「中国が中華思想などを前面に出して韓国人の感情を刺激した可能性があるが、それを同じ方式で対応すれば国家次元の問題が発生しかねない」と伝えた。

ソル教授は、国内滞在中国人のうち多数を占めている朝鮮族問題についても、理性的な接近が必要だと強調した。

彼は「オ・ウォンチュン(呉原春)、パク・チュンプン(朴春風)[どちらも殺人犯。朝鮮族(朝鮮系中国人)]などは許されない極悪非道な犯罪者であるのは間違いないが、それが彼らが属している社会集団全体を非難する根拠にはならない」とし「個人の逸脱を理由に中国人全体を無条件に非難する態度をやめなければならない」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)