『ウルトラコリア』公式立場「戦犯旗巻いた日本人の行為制止…深刻な遺憾」と謝罪
(毎日経済スタートゥデイ 韓国語 2019/06/12)

音楽フェス『ウルトラ・コリア 2019』[Ultra Korea、UMF(Ultra Music Festival)Korea]で、ある日本人男性が戦犯旗(旭日旗)を体に巻きつけて歩き回った事実が知られて波紋が生じた中、主催側が遺憾と謝罪を表わした

image_readtop_2019_409461_15603054003784960_R

『ウルトラ・コリア 2019』(以下、ウルトラ・コリア)側は12日、公式報道資料[名義は「ウルトラ・コリア主催社職員一同」]を通じて、議論になった日本人観客の行為に対して主催側の制止があったと釈明し、再発防止を約束した

主催側は「この程、2019ウルトラ・コリアフェスティバルに戦犯旗(旭日旗)を持ってきたある日本人観客の行為により、公演の観覧に不便を及ぼした点について深刻な遺憾と謝罪を表する」とし「該当観客は発見直後、1次的に警護担当スタッフが制止したし、これに応じなかったため2次的に主催側職員数人が直接投入されて行為を中断させたし、該当観客を放置しなかった」と明らかにした。

主催側は「ウルトラ・コリアは公演会場の携帯品目に戦犯旗(旭日旗)とともに非常識、または政治的傾向を持つ旗、またはキャンペーンを禁止しており、その行為に積極的に反対する。

したがって、戦犯旗(旭日旗)観客に対して一部観客の主張のように『抗議したが主催側の措置がなかった』という根拠のない非難とマスコミの報道は『事実ではない』と明らかにする」と強調した

主催側は「ウルトラ・コリアは該当日本人観客を捜し出して身元を把握して、このフェスティバルを楽しもうと訪れた多数・多国籍の観客に大きな不快感を与えた部分に対し、公式的な謝罪を受け取り、強く抗議する予定」と明らかにした。引き続き「該当日本人観客は、これまでウルトラ・コリア行事だけでなく、観客が多く集まる他の国の行事でも戦犯旗(旭日旗)を広げて認証ショットを撮ってきたことが確認された」と説明した。

主催側は「『ウルトラ』は常に統合、包容と寛容を指向してきたミュージックフェスティバルだが、この行事を悪用する冒涜的行為には厳重な『禁止警告』を送る。ウルトラ・コリアは公演会場で不祥事が発生しないように事前に搬入禁止物品に対して数回案内したし、麻薬探知犬および大規模に検査要員を動員してフェスティバルの雰囲気を害する物品などを最大限検査して制止する作業を進めた」と釈明した。引き続き「国内の他の行事でもウルトラ・コリアのようなこうした形のさらなる被害事例が発生しないことを願い、注意を求める」と付け加えた。

これに先立ち、京畿道龍仁市で開かれた音楽フェス『ウルトラ・コリア2019』で、ある日本人が旭日旗を体に巻きつけて歩き回ったことが知られ、一歩遅れて議論になった。ソ・ギョンドク(徐坰德)誠信女子大教授は11日、自分のSNSにこの問題を紹介して「韓国人がフェスティバルセキュリティに抗議をしても何の措置がなされなかった」としながら「なぜこのようなことが韓国で起きるのだろうか? イベント関係者たちは当然このような状況を阻止してこそ当然だったし、さらに反抗をするなら会場から引っ張り出すべきであった」と指摘した。(機械翻訳 若干修正)

2019年06月10日



ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(ULTRA MUSIC FESTIVAL、略称UMF)は世界最大のダンスミュージックの祭典。毎年3月のウィンター・ミュージック・カンファレンスに合わせてアメリカのマイアミで3日間開催されている。

概要
UMFは1999年にラッセル・ファイビッシュ、アレックス・オメスとブルース・ブラクストンより初めて開催。(略)

UMFはマイアミでの本祭だけでなく、スペイン・アルゼンチン・ブラジル・チリ・日本・クロアチア・南アフリカ・韓国・コロンビアなどでも同様の開催を行っている。2014年には「ULTRA JAPAN」が、お台場特設会場で初めて開催された。


ちなみに『ウルトラ・ジャパン 2019』は9月14,15日にお台場で開催です。