(朝鮮日報 韓国語 2019/06/06)

ルノーサムスン労組執行部が組合員に無期限の全面ストライキ指針を下したが、組合員の多くがこれを拒否して工場を正常稼働する異例なことが発生した。労使葛藤に続き、労労分裂まで起きてルノーサムスン事態がますます迷宮に陥っている

ルノーサムスンの臨時団体協議は、生産量の半分(年間10万台)を占める輸出物量の確保が関わっている問題で、今年上半期内に終えてこそ本社から輸出用の委託生産物量の割り当てを受けることができる。

ルノーサムスン労組は5日、全組合員に「午後5時45分から(夜間組の始業時間)別途の指針があるまで無期限の全面ストライキに突入する」という指針を下した。労組が全面ストライキを宣言したのは、2000年のルノーサムスン創社以来初めての出来事だ。しかし会社側によれば、この日午後、釜山工場の職員は半分以上が出勤して工場を正常稼働させた

労組執行部が全面ストライキに踏み切ったが、組合員が拒否して工場が正常稼働したのは韓国労働界史上、類例を探すのが難しいことだ。

経営者総協会関係者は「労組が特に超強性である自動車業界では起き難いことだが、今、ルノーサムスンは会社存廃の危機に置かれており、このような“反乱”が可能だった」としながら「労組指導部が実利を追求しない瀬戸際戦術を行うと、多くの組合員に反感をかった」と述べた。

労使が11か月間の長期間臨時団体協議の末にやっと導き出した合意案が先月、組合員の賛否投票で否決された。ところが、否決過程で労組執行部は「合意案を拒否しても良い」という趣旨の発言をするなど一種の“二重プレー”を繰り広げた。名分のないストライキが続いて非難世論が広がりながら執行部の立場が狭くなり、表では合意をしておいて裏では反対を誘導したという疑惑を受けたのだ。

否決後、労組は暫定合意で基本給を凍結して、1,770万ウォンの一時補償金を受けることにした合意を無視して、「基本給をさらに上げてほしい」と交渉を原点に戻したという。

労組は再協議の開始に先立ち、先月に4日間、労組幹部34人を指名してストライキを行ったし、先月27日からテント座り込みに突入した。

現労組を率いているパク・ジョンギュ労組委員長は、民主労総ルノーサムスン支会を作ったが職員の呼応を受けられず組織が大きくならなかったため、一般企業労組に再び加入した後、昨年末に委員長に当選した。以後、“模範労組”に挙げられたルノーサムスン労組を“強硬な労組”に変化させているという評価を受けてきたが、今回の全面ストライキ不発で少なくない打撃を受けることになった。

労組員A氏は「投票が否決されたのは、生産ライン職員でなく整備職員の反対のためであったし、釜山工場組合員は賛成のほうが多かった」とし「大多数の工場職員は、一日も早く交渉が終わって会社が正常化し、輸出物量を確保することを望んでいる」と述べた。

イ・ジェギョ世宗大教授は「執行部がストライキを宣言しても10%程度の職員が残って仕事をする場合はあるが、大多数が指針を拒否するのはとても異例なこと」としながら「現場の労働者は今回の事態はルノーサムスンの生存がかかっている問題ということをよく知っているが、この現実を軽視した指導部のとんでもない暴走でこうした結果が出たようだ」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


(デジタルタイムズ 韓国語 2019/06/06)

・葛藤の溝が深まるルノーサムスン労使
・会社側「ストライキ参加率低調」 vs 労組「ストライキ参加率低調でない」

ルノーサムスン自動車労使が昨年の賃金と団体協約でなかなか突破口を見出せずにいる中、双方の葛藤の溝は次第に深まりつつある。労働組合が臨時団体協議交渉の決裂後に全面ストを宣言したが、会社側はストライキ参加率が低調だと主張した。これに対して労組側が事実無根と全面反論に出た。労組が全面ストに入って釜山工場の車両生産量は半分に減った。一部では稼動率がさらに下落する場合、韓国GM群山工場の前轍を踏みかねないと懸念する。

6日、ルノーサムスン労組によれば、去る5日午後5時45分から行った全面ストで、当日午後11時56分までの当初の車両生産計画台数(450台)の半分以上である56%(252台)に対する生産に支障がでた。労組側が1分ごとに車両1台を生産するというだけに、以後、予定通りに生産が行われたとしても既存の計画より48%の生産支障が避けられないものと推算される。

労組側は「現場には非組合員がほとんどであったし、ラインは正常に稼働されなかった」とし「会社側がストライキ参加率が低いとし、組合員を萎縮させ、労働組合を無力化する不当労働行為をしている」と主張した。(機械翻訳 若干修正)


2019年05月23日
2019年04月18日