(亜州経済 韓国語 2019/06/02)

米中貿易紛争が激しくなって中国が『希土類[レアアース]武器化』に出る場合、韓国も打撃が小さくないという懸念が大きくなっている。 国内電子産業などで4次産業革命の必須鉱物とされる希土類の場合、事実上、中国から輸入する割合が半分以上を占めるためだ。

2日、鉱物資源統計ポータルの『2019希少金属原材料交易分析』報告書によれば、昨年の国内希土類輸入規模は金額基準で約6,935万2,000ドル(約826億7,000万ウォン)と集計された。

中国から輸入する物量が全体の42%で最も多く、日本(39%)、フランス(12%)、アメリカ・台湾(各2%)が後に続いた

去る2012年に関税庁が発刊した『希土類輸入動向』報告書と比較すると、中国産希土類の輸入割合は2011年の72%より30%ポイント減った。一方、日本依存度は12%から3倍以上に高まった

しかし、これは中国から原料を持ってきて加工輸出する日本などからの輸入量が増えて生じた現象だ

加工技術が良く、希土類輸出量が多い日本も、原料の大半を中国から持ってくるためだ。

これを考慮すれば、韓国の希土類関連の中国依存度は少なくとも半分以上と見られる。

希土類は国内で発光ダイオード(LED)、半導体、ハイブリッド自動車など先端産業の主要資源として活用される。

特に希土類元素のうち、ネオジム(Nd)はハイブリッド自動車に使われる永久磁石およびコンデンサなどの素材として、ユウロピウム(Eu)とテルビウム(Tb)は液晶表示装置(LCD)生産に活用される蛍光体の核心素材としてそれぞれ知られている。

カン・チョング仁荷大エネルギー資源工学科教授は「永久磁石の場合、どんな産業でも生産に必須」としながら「中国が希土類輸出制限対象を韓国まで拡大する場合、国内産業に致命的だろう」と見通した。(機械翻訳 若干修正)


これは初耳でした。