(産経新聞 2019/05/31)

 沖縄県の玉城デニー知事は31日の記者会見で、米海兵隊の沖縄駐留について「海兵隊が沖縄に駐留せずとも、日米の安全保障体制を毀損(きそん)することはないという考えもあろうかと思う」と述べた。また「海兵隊の抑止力は全体の一部で、海兵隊のみが抑止力として強調されるものではない。それ以外の戦力でも十分、対処可能なのではないか」とも述べた。

 玉城氏は今月14日付で送付した米政府・軍関係者への書簡で「米国は海軍と空軍によって中国・北朝鮮問題に対応することができるだけの力を有する」と述べていた。

 一方、同県石垣市の市議が乗船した漁船が5月24日に尖閣諸島(石垣市)周辺海域を航行した際、中国公船に追い回されたことについて、玉城氏は「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べた


ちなみにこんな状況↓での発言

(時事通信 2019/05/30)

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で30日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約1時間45分間航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は今月24日以来で、今年16回目

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「1501」「2305」「2308」「33115」が午後3時15分~同35分ごろ、久場島南東の領海に侵入。同4時40分~同5時ごろ、同島東北東で領海を出た。
(産経新聞 2019/05/31)

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で31日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは50日連続となり、平成24年9月の尖閣諸島国有化以降で過去最長の連続日数を更新した。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。


八重山日報による仲間均石垣市議の該当記事↓(この件を取り上げた唯一のメディア?)
2019年05月30日