「独島エビ」でトランプ氏をもてなした文大統領側近「日本の猛抗議は想定外」
(朝鮮日報 2019/05/22)

・タク元行政官「金正恩委員長訪韓、具体的なシナリオ・イベント準備」

 タク・ヒョンミン大統領行事企画諮問委員は21日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の訪韓について、「さまざまな具体的なシナリオを用意し、既に準備をいろいろしてあった」と語った。タク委員は同日、ラジオ番組のインタビューで、「来るかどうかは分からないが、来るという可能性があるなら行事の準備をしなければならない」と述べた。

 タク委員はドナルド・トランプ米大統領の訪韓時に騒動となった国賓晩さん会の「独島(日本名:竹島)エビ」メニューについては「企画したものだ。トランプ大統領が日本・中国・韓国を訪問する日程だったので、料理の一つ一つに意味付けをして気を使った」と語った。2017年11月にトランプ大統領が訪韓した時、タク委員は大統領府儀典秘書官室上級行政官だった。日本を刺激する可能性があると分かっていて、わざと国賓晩さん会のメニューに独島エビを出したということだ。事実、日本は韓国側に対して、この問題について抗議したことで韓日関係が悪化した。これについてタク委員は「(日本が)あれほどヒステリックに反応するとは思わなかった」と言った

 タク委員は、自身が与党・共に民主党の広報委員長に取りざたされていることについて「あえて私がやるべき理由はない」と言いながらも、「(共に民主党から)提案があればその時、考える」と言った。タク委員はチョ国(チョ・グク)民情首席秘書官の総選挙出馬と柳時敏(ユ・シミン)「盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団」理事長の政界復帰の可能性については「2人とも個人の性格的にはやりたくないと思っているだろう」としながらも、「個人の意思でどうにかなることではないので、見守ってみる」と答えた。


今月15日に講演で↓のように言ったそうで、嘘くさいなと思っていましたが、やっぱり意図したものだったんですね。

タク諮問委員は「去る2017年、アメリカのトランプ大統領が訪韓した時、晩餐メニューに独島エビを入れた」としながら「マスコミはトランプ大統領が独島エビを食べることによって日本にビクトヨを与えようとしたものだと解釈したが、事実はそのような意図ではなかった」と明らかにした。
※ビクヨト:ビッグ+飴の造語。飴は「飴をなめさせる≒一杯食わす」から

タク諮問委員は「大統領の行事は思ったより様々なものを考慮しなければならない。すべてのものをみな意図してはないが、すべてのものが解釈される」としながら「独島エビもその一環」と述べた。
2019年05月16日