(東亜日報 2019/05/17)

在韓米軍が、北朝鮮が4日と9日に発射した飛翔体を同じ種類の新型短距離弾道ミサイル(SRBM)と暫定的に結論を下し、これを「KN-23」と名づけたことが確認された。このような評価結果は、米インド太平洋司令部を経て米国防総省に公式に報告され、韓国軍とも共有されたという。

16日、政府筋によると、在韓米軍は北朝鮮が4日(1発・虎島半島)と9日(2発・平安北道亀城付近)に発射した飛翔体の飛翔軌道と速度、飛翔距離など関連データを数十分の1秒単位で比較分析した。その結果、3発すべて短距離弾道ミサイルより飛翔高度は低いが、速度と破壊力の面で推進体と誘導装置を改良した新型機種と判断したという。このミサイルの弾頭重量は最大約500キロだと、在韓米軍は推定している。通常の弾頭だけでなく小型核弾頭も十分に搭載可能だ。

このミサイルには、KN-23というコード名がつけられた。米軍は、北朝鮮の新型ミサイルや放射砲などにKN(Korea North)と数字を結合した識別番号をつけ、動きを監視している。たとえば、2017年に発射された大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「火星(ファソン)15」はKN-22、300ミリ放射砲はKN-09と呼ばれる。

別の消息筋は、「今後の最終評価でも、新型SRBMという結論が変わる可能性は低い」と見通した。巡航ミサイルや放射砲に修正される余地はないということだ。

北朝鮮が発射したミサイルが弾道ミサイルと公式に確定されれば、すべての種類の弾道ミサイルの発射を禁じた国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議(1874号)の違反論議が本格化するとみえる
。軍当局は、北朝鮮が今回発射したKN-23のほかにSRBMを開発中か戦力化する可能性も排除していない。


(ニュース1 韓国語 2019/05/17)

青瓦台[大統領府]は17日、北韓[以下、北朝鮮]で去る4日と9日に発射された発射体[飛翔体]3発と関連し、駐韓米軍で「同じ種類の新型短距離弾道ミサイル(SRBM)」と暫定的に結論を下して『KN-23』と命名したという報道を否定した。

チョン・ウイヨン(鄭義溶)青瓦台国家安保室長は本日、春秋館での会見を通じて「一部マスコミの報道を見たが、これは駐韓米軍司令部の公式の立場ではない」と述べた。

彼は引き続き「韓米両国政府の現時点での公式の立場は『今回、北朝鮮が発射した短距離発射体の諸元について両国政府が緊密に分析中』というもの」と述べた。

本日、一部マスコミは駐韓米軍で北朝鮮が最近打ち上げた発射体について、新型短距離弾道ミサイルと暫定的に結論を下したという報道をした。

あわせて、このような評価結果はアメリカ,インド太平洋司令部を経て、アメリカ国防総省に公式んい報告され、韓国軍とも共有されたというと伝えた。(機械翻訳 若干修正)


2019年05月10日