(朝鮮ニュースプレス 韓国語 2019/05/14)

イ・サングン財団法人文化遺産回復財団理事長

最近、アメリカLAでギャラリーを運営する同胞から「LACMA(losangeles county museum.LA州立博物館)[ロサンゼルス郡立美術館]の建物を改善補修して、韓国館が入っている建物を壊して新しい展示館を作るというが、『韓国館』[「Art of Korea」?]という名称はなくなり、『アジアのアート』[「Art of Asia」?]いう包括的な概念で展示する」という内容だ

v15f644498er4v6q4
▲LAカウンティー
博物館の韓国館の様子。文化遺産回復財団

これは結局、韓国の文化財展示は命脈だけ維持する形に転落してしまう」という憂慮とともに、“途方もない寄付で建物を丸ごと使う日本館”と比較して相対的剥奪感に、韓国人の関心が必要だということだ

※参考 日本展示館
20190514105942No0000

LAは60万人以上の韓国人たちが暮らす所だ。在外同胞の移民史において最も重要な地域の一つで、今も数多くの韓国人が訪れて生活する所だ。ここにはLACMAとUCLA[Fowler Museum at UCLA?]、カリフォルニア,パシフィック・アジア博物館[USC Pacific Asia Museum パシフィック・アジア美術館]、ロバート・ムーアコレクション[Robert W. Moore Collection]などがある。LACMAにも朝鮮官服の胸背[刺繍]シリーズや磁器、書画など283件350点余りがある。特にLACMAは文定王后御宝[印]と桐華寺地蔵十王図が不法に搬出された事実[美術館はオークションで購入]を確認して韓国に返したことがある

◇不法搬出文化財の還収よりは現地活用を主張、広報大使論を強調する政府財団

韓国館が縮小されるという便りは去年のドイツ訪問時にも同胞から聞いた。別途に運営されていた北韓[北朝鮮]館と韓国館を縮小統合して、相当数の展示文化財が減り、内容説明も省略されたというのだ

国外所在文化財は18万点余りで21か国600か所余りにある。毎年増加しているので、その結果がどうなるかは分からない。現在、韓国政府で外国にある文化遺産を専門的に扱う機関は文化財庁傘下『国外所在文化財財団』だ財団は2012年に設立された。設立の背景には2011年にフランスと日本から帰ってきた『朝鮮王室儀軌』の還収が影響を与えた。

本来の目的は、不法搬出文化財の還収と、そのために活動する民間団体の支援だった。しかし、設立後、財団は還収よりは現地活用を強調し、調査研究に没頭している。外国にある文化財は『広報大使』なので現地活用が重要だということだ。

だが、略奪された文化財は人質で捕虜だ。略奪者は文化財の過去の履歴を消して孤児同様の境遇にした。これを回復することが国民が願っているところだ。しかし、遺産が持っている記憶を取り戻して物語の主人公を探すことは後まわしにして、7年余りの時間を虚しく過ごし、叱責を受けた

国外所在文化財財団の主張の通り現地活用するには、韓国館の縮小や閉鎖決定から正さなければならない。600余りの機関の展示状況、紹介資料、展示館の運営状況などを調査し、積極的な改善対策を講じなければならない。予算と人材不足を云々せず、使命感を持って在外同胞、民間団体と協力すれば、今のような結果は防げる。ぜひ未来世代のために奮発することを要請する。(機械翻訳 若干修正)


要は「ウリの財団にお金をよこせ」ということですかね。

ちなみに↓で「Korean Art」「Japanese Art」を開くと、
20190514103613No0000

Korean Art
20190514103944No0000

Japanese Art
20190514103936No0000