(コリアデイリー/ニューヨーク中央日報 韓国語 2019/05/11)

・タウン政府、最近設置しないことに決定
・華城市、学区・教育委に接近試み
・選挙・予算問題かみ合わさって展望暗い

ニュージャージー州バーゲン郡パリセイズパーク[Palisades Park Borough]に慰安婦少女像を設置するプロジェクトが霧散する可能性が高い中、韓国の華城市が水面下で火種おこしに出たことが分かった。しかし、多数が懐疑的な反応を見せており、設置が実現するのは容易ではない見通しだ。

パリセイズパークタウンは、ジェームス・ロタンド(James Rotundo)前市長[Mayor]の在任最後の年である昨年、韓国の華城市と慰安婦少女像設置をめぐる協議を進めた。ロタンド前市長と華城市側は、華城市が少女像を設置して花壇を整える費用などをすべて負担する条件で、少女像をパリセイズパークに持ってきて設置することに暫定合意していた場所は決定されなかったが、学区[Palisades Park Public School District]が管理している公立図書館[Palisades Park Public Library]の入口と駐車場の間にある慰安婦キリム碑の傍に並んで設置する案が有力として議論された

※参考 植木に囲まれた黒く四角いものがキリム碑。クリックで拡大(別ウィンドウ)
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しかし最近、パリセイズパークタウンは内部意見を取りまとめ、慰安婦少女像を設置しないことを決めた。数年前、キリム碑が設置された時、市議会で白人住民たちが「特定民族の歴史物をなぜ図書館に設置しなければならないのか」と論議をかもした上、主要人物の間に「外交的問題を引き起こしたくない」という意見が出たためだ。

タウン側は、このような決定が出た後、この事実を華城市と連結業務をするH氏に通知した。しかし最近、華城市はパリセイズパークタウンの反対で公式的な少女像設置が霧散すると、公立図書館敷地を管理している学区側と接触に出たことが分かった。タウン側のある人物に学区教育長と教育委員長の名前と職位など人的事項を問い合わせたのだ

しかし、これに対して学区のある人物は「現在まで華城市から全く通知を受けたこともなく、接触した人も誰もいない」とし、最近選挙が行われており、様々なタウン内の懸案問題がある状況で少女像設置問題を取り出すことは本当に気を付けなければならず、この問題で学区に言及しないでほしいという立場を明らかにした

一方、一部では現在、パリセイズパーク学区と教育委員会[Palisades Park Board of Education]は、公立学校改善補修予算5,600万ドル確保(住民投票推進中)のために全力を尽くして住民たちを説得している状況であるため、少女像設置は決して容易ではないという指摘が出ている。(機械翻訳 若干修正)