(聯合ニュース 韓国語 2019/05/09)

忠清南道瑞山浮石寺の金銅観音菩薩坐像(観世音菩薩坐像)の所有権紛争と関連して、浮石寺側が9日、法院[裁判所]に早急な裁判を促す内容の記者会見を行った

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▲瑞山浮石寺の金銅観世音菩薩坐像元の席奉安委員会が9日午後、大田地方法院の前で法院の早急な裁判を促す内容の記者会見をしている。

瑞山浮石寺金銅観世音菩薩坐像元の席奉安委員会(奉安委)20人余りは本日午後、大田地方法院の前[高等法院も同じ建物]で記者会見を行い、「一日も早く裁判を開いて仏像を元の席に戻さなければならない」と主張した

奉安委は「2017年に司法府は浮石寺の手をあげたが、金銅観世音菩薩坐像は依然として瑞山市民と浮石寺のもとに戻れずにいる」としながら「新しい裁判部が早急な裁判を開くことを望む」[意味不明。現在は大田高等法院で審理中]と促した。

引き続き「浮石寺と奉安委は観音像の毀損を憂慮している」とし「観音像の手の甲と膝にサビが生じるなど被害があるが、裁判過程であるため保存措置を受けることができないのが実情だ」と明らかにした。

浮石寺は去る2月、法院に1審が判決した仮執行・仮処分決定を取り下げ、観音像を浮石寺が指定した場所に移そうという内容の調整意見を提出した。

先立って、奉安委は本午前、仏像がある大田国立文化財研究所で法会を開いた

奉安委側は「毎年、釈迦誕辰日[灌仏会 韓国では陰暦4月8日 今年は5月12日]を控えて仏像を訪れて状態を確認している」と明らかにした。

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▲瑞山浮石寺金銅観世音菩薩坐像元の席奉安委員会が9日午前、仏像がある大田国立文化財研究所で法会を開いている。

2017年1月、1審法院は「仏像を浮石寺の所有と推定することができ、過去に贈与や売買など正常な方法でない盗難や略奪などの方法で日本に運搬されて安置されていたと見るのが相当である」として浮石寺の手をあげた

だが、検察が控訴とともに引き渡し執行停止仮処分申請を出し、現在、国立文化財研究所に保管された状況だ

高さ50.5㎝、重さ38.6㎏の金銅観音菩薩坐像(仏像)は、14世紀初期に製作されたと推定され、1973年、日本で有形文化財に指定された。

この仏像は、日本,対馬のある寺刹で窃盗犯に盗まれた後、韓国に搬入され、瑞山浮石寺はこの仏像の所有権が浮石寺にあるとし、引き渡しを求める訴訟を起こした。(機械翻訳 若干修正)


最高裁(大法院)まで行くでしょうから高裁ははやく判決を出してほしいですね。