(慶南道民日報 韓国語 2019/04/02)

先週末[30日]、居昌郡では韓日の過去の歴史と関連して必ず記憶しなければならない講演があった元日本総理鳩山氏は住民たちを相手に謝罪し、未来の韓日関係のための方法を提示した。連日、私たちの国民を憤怒させる安倍総理と右翼とはあまにも違う鳩山元総理の言動は、日本にも良心と知性がある人達がいるということを示してくれた。日本を見る私たちの国民の認識もまた、もう少し成熟する必要があり、今後の韓日関係の確立のためにも彼の発言を再確認して見る必要がある。

鳩山元総理は、被害者がいいというまで謝罪するという表現で、現在絡んでいる韓日関係の原因が誰にあるのか明確にし、植民地支配と戦争などの被害を受けた韓国人がやめていいと言うまで謝罪を続けるつもりだと述べた。あわせて、最近露骨に右傾化している日本の歩みに憂慮も明らかにした。ムン・ヒサン(文喜相)国会議長の日王謝罪要求については、日王はすでに数回謝罪をしており、日王は象徴であるが、安倍はその象徴とも遠ざかっているという指摘は、韓国が日本に対する時に必ず参考にすべき事項だ。

しかし、鳩山元総理のような良心的な日本人がいるからといって、韓日関係が直ちに良い方向に転じるわけではない。日本はその自らの問題と周辺の国際情勢により、今後さらに右傾化する可能性が大きい。特に安倍総理の日本政府は右傾化を煽り、軍国主義を露骨化している。そのため、今後も韓日関係の正常化の可能性はますます遠ざかっている。韓国は鳩山元総理のような良心勢力との連帯を強化し、日本国民を目覚めさせる必要があるそうしてこそ、安倍政権の軍国主義が近隣諸国に被害を与えることを防ぐことができる。政界も思慮ある言動をしなければならない。互いに国民に迎合する発言だけ行えば、両国が今後さらに背を向けることになるだろう。

今後の韓日関係を正常にするためには、市民社会の役割が大きくなる必要がある。日本にも良心勢力がいるということは真に幸いだ。私たちも心を開いて彼らの真正性を理解するなら、韓日関係はもう少し希望的に変わることができるはずだ。(機械翻訳 若干修正)

講演を取り上げた記事↓

(慶南道民日報 韓国語 2019/04/01)

・居昌訪問して『隣人の正義』主題に講演
・慰安婦・原爆被害など謝罪、平和・東アジア協力強調

鳩山由紀夫(72)元日本総理が30日、居昌郡熊陽面東湖里に設けられた講演会場で『隣人の正義』という主題で講演を行った。

春の天気が気まぐれな中、東湖里の野外テントで行われた講演は、居昌で『古宅で聞く人文学』講演を受け継いできている研究空間『パラッケナル』が主催した。夫人の幸氏とともに参加した鳩山元総理は、講演時間の30分前に到着し、講演に参加した100人余りの住民と話を交わしながら記念撮影をするなど、韓国の田舎の村で開かれる異色な講演を楽しんだ。

講演に先立ち、パラッケナル代表研究員イ・イファ氏は、壬辰倭乱[文禄・慶長の役]の時に激しい戦闘で多くの朝鮮人の犠牲があった東湖里後方の山の『聖基城』を説明し、韓日両国の桎梏の歴史を越えて400年ぶりに戦争でなく平和の友達として居昌を訪れた鳩山元総理を紹介した。講演で彼はテントで行われた講演が異色で、参加した住民たちが楽しそうだとし、国際平和と民主主義について多くの意見を交換しようと話し始めた。

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▲テント講演会場で話す様子

◇日本軍国主義に対する反省…講演中ひざまずいて謝罪

鳩山元総理は「過去に日本が韓国で長い期間、人倫に逆らうことを行ったことについてお詫びさせていただく」と講義の開始を日本軍国主義に対する反省で始めた。

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▲講演中、跪いて謝罪する姿

「数年前、西大門刑務所を訪問し、多くの展示物と資料を見たが、ユ・グァンスン(柳寛順)烈士を見たことを覚えている。当時、日本が多くの独立活動家の命を奪った事実を知った。この場を借りてもう一度お詫びしたい。」「従軍慰安婦について多くのことを知り、この方々にももう一度お詫びする。この他にも戦時に辛い経験をしたすべての人々にもお詫びさせていただく。」

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▲鳩山前首相はこの日の講演をしながら慰安婦、戦犯企業、原爆被害者問題など謝罪発言を続けた


鳩山元総理の謝罪発言はずっと続いた。彼はパク・クネ(朴槿恵)政府と安倍晋三日本政府が2015年に締結した『韓日慰安婦協定』を例にあげ、当時合意した内容に最終的・不可逆的という条項があるが、韓国人にこれ以上このような被害について話すなという内容で、韓国人が納得するのが容易ではない事項だと思う」とし「日本の思想家,内田樹先生が話した『加害者は被害者がやめてもかまわないと言う時までずっと謝らなければならない』という言葉に深く共感し、植民地支配と戦争などの被害を被った韓国人がやめてもかまわないと言う時まで謝罪を続けるつもり」と明らかにした。

鳩山元総理は、最近問題になったムン・ヒサン(文喜相)国会議長の日本軍慰安婦に関連した日王謝罪発言についても自身の見解を明らかにした。

彼は「天皇について日本を代表する最高責任者だと考えて発言した状況と理解するが、日本では象徴的存在で(日本人に幅広く尊敬を受ける人物で)ムン・ヒサン議長の発言を理解できない部分がある」とし「天皇は日本が犯した軍国主義の過去の歴史に数回謝罪の発言をしてきた」と話した。また「謝罪発言をした天皇の心が全国民を代表すると思うが、今はそうではないようだ。特に、天皇の謝罪と安倍の考えは乖離がある」とし、最近右傾化している日本社会を憂慮した。

戦犯企業の判決についての考えも打ち明けた。

「戦犯企業と関連してよく出る言葉が1965年の請求権条項だが、1991年に柳井条約局長が『国家間の請求権はないが個人の請求権は存在する』という発言をした。この回答は請求権問題の最後の発言だ。徴用工問題はまだ終わっていないと思う」と明らかにした。また「今後、その方々の人間的な尊厳のために両国間で緊密に協力して合理的な結論を出さなければならない」と主張した。

鳩山元総理は歴史問題をよく話す契機があると明らかにした。

「26年前に初めて韓国に来て、戦時離散家族会議に参加したことがある。強制動員されたサハリン韓国人の離散家族問題だったが、韓国に帰りたいとか、一時帰国でもしたいという意見を多く聞いた。当時会議をしながら日本がこの方々にいかなる措置もしていないことを知ったし、戦争が多くの人々に悲劇を与えたことを初めて知った。その時から政治家たちの役割はこうした悲劇を解消することで、日本ができることをしなければならないということに気づき、これまで活動をすることになった」と明らかにした。

この他にも鳩山総理は原爆被害者にもお詫びの言葉を伝えた。

「先日、陜川郡を訪問し、日本と韓国の原爆被害者が違うはずはないと考えた。被害を受けた人を差別してはいけない。被害者を差別してきた過去に謝罪する」と明らかにした。

鳩山元総理は講演中、跪いた姿勢で謝罪の言葉を伝えた。

◇友愛を基礎にした東アジア共同体を実現しよう

鳩山元総理は過去の歴史に対する謝罪発言に続き、『友愛』を基礎にした『東アジア共同体』を実現しようと主張した。

「韓国・中国・日本は近くに暮らす隣人だ。近くに暮らす隣がなぜ親しく過ごすことができないのだろうか? 長い間悩んだが、50年代に日本総理を歴任された鳩山一郎祖父が言った友愛という言葉が浮び上がった。友愛は2つの意味があるが、一つは『自立』であり一つは『共生』だと思う。具体的に言えば相互尊重と相互理解、相互扶助関係で互いに違いを認め、協力する時、自立と共生の友愛が成立すると考えている」と明らかにした。

鳩山元総理は友愛思想を政治に導入したいと明らかにした。

「これまで日本国会で友愛について多くの話をした。すると中曽根元総理は『アイスクリームのように夏になると溶けるだろう』と批判をした。だが、そのような批判を受けても友愛は全体主義に対抗できる強力な平和の武器という考えには変わりがない」と話した。また「現在、日本社会は全体主義の姿を見せている。個人が国家のために歯車のように働く姿を見ることができるが、多くの問題があると思う。国家は手段であって目的ではない。言い換えれば、国家は手段であるだけで目的は人間にならなければならない。人間のために国家が存在するのが友愛精神の基本だと思う」と主張した。

鳩山元総理は「国と国の間にも友愛が存在する」とし、国家が自立して共生する姿を通じ、友愛に基づいた東アジア共同体の建設を力説した。「国家が互いに関係せずに生きるということは不可能だ。国家間の共立と共生が重要だ」と強調した。また「韓国・中国・日本が友愛でつながる状態を夢見る」とし「具体的な政策として東アジア共同体を提示したことがある」と明らかにした。特に安倍とトランプのナショナリズムを批判して「国際化、グローバル化という名の下に人・財・情報の流通が自由だが貧富の差が深刻化しれている。このような状況で自国中心主義は誤った国家関係を固定させている。大きな摩擦をもたらしている貿易だけ見ても分かる」と強調した。

彼は、世界化と自国中心主義の折衷案として共同体主義を提案した。

「韓国・中国・日本がお互いのために協力する体系を作ればウィンウィンにすることができる。これが友愛に基づいた東アジア共同体だ」という主張だ。韓・中・日とも強みと弱みがあるが、強みを生かして他の国を助けて補完すれば、国家間の同伴成長を夢見ることができるというのだ。

最後に彼は「韓国と日本が友愛を持って東アジア共同体の中心をどのように立てるか悩んでいこう」とし「多くの解答のうち今日この場で一つの答えを見つけた。私は日本からここに来たし、私を見に多くの人がここに来たもこと自体が一つの答になる」とし「お互いを理解しようとする努力がまさに答え」として講演を終えた。

鳩山元総理は講演を終えた後、居昌郷校を訪問してキム・サムス典校と歓談を交わし、郷校の由来と精神について話を交わした。以後、渭川面黄山里の古家村に移して伝統韓国料理の食事を最後に居昌訪問日程を終えた。(機械翻訳 若干修正)