(Shanghai Explorer 2006/05/25)
杭州市余杭区のある新築マンションの14階で、施主が内装工事を行っていたところ、内装のためにつぶした壁の梁のコンクリートから鉄筋のかわりに竹が出てきて大きなニュースとなっている。また、このマンションではほかに土間に建築ゴミが埋められてコンクリートで隠されてたり したほか、さまざまな問題が見つかっている。
すでに、マンション住民と開発業者の間で検査機関に調査をしてもらう手はずなのだが、こちらも検査がなかなか始まらず、マンション住民をイライラさせている。一方で建築業者側は、これら問題は特異なケースで、建築作業員が鉄筋の不足から、かってに竹を入れこんだとする言い訳を並べて、我々は知らなかったと答えている。
この欠陥マンションに対して、杭州市余杭区建築工程質量監督站では、開発業者に早急に対策を採るように命令を出している。
姉歯もビックリ!
中国人にはかないません。
現在でも中国では高層建築物を建設する際、足場には竹を使うようですから、作業員の竹への信頼度(?)は高いのですね。
【 香港 】 サムチェン住宅開発工事 熊谷組HP
[ 工期 ] | : | 平成11年12月 ~ 平成15年4月 | ||||
[ 工事国/場所 ] | : | 香港 新界 深井 | ||||
[ 受注価格 ] | : | 約240億円 | ||||
[ 工事概要 ] | : | 住宅棟 | : |
63階(416戸)1棟 64階(424戸)1棟 65階(432戸)2棟 |
ちなみに日本でも“竹筋”の建造物がありました。
コンクリート造り6連アーチ橋です。この橋梁は昭和59年(西暦1984年)に廃線となった旧・国鉄宮原(みやのはる)線の橋梁として旧・国鉄宮原(みやのはる)線の橋梁として昭和14年頃にできたものですが、当時は戦争準備のために極端な鉄不足であったために、コンクリートの中に鉄筋を入れる代わりに竹を入れたと伝えられています。いわゆる「竹筋橋」と言われる橋です。この「竹筋橋」は全国的にも非常にめずらしい橋だそうです。
40年以上も使用されて、なお現存しているとはすごいですね。
もしかしたら中国製の鉄筋を使うより、竹筋のほうが丈夫な建物ができるかもしれませんね。
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事の本質は誤魔化しと隠蔽と責任転嫁と不誠実さですかね。
specificasia
がしました