「天皇陛下への謝罪要求」など、常軌を逸した非礼発言を続ける韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長について、宮内庁が夕刊フジに正式回答を寄せた。文議長が、韓国メディアのインタビューで、天皇陛下から訪韓の仲介を頼まれた-といった趣旨の話をしていたが、陛下と文議長の面会について完全否定したのだ

 「御面会になった記録はありません」

 宮内庁長官官房総務課報道室は21日、文書で明確にこう回答した。

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 聯合ニュース(日本語版)は18日、文議長のインタビューとして、《文氏は10年前に天皇から韓国に行きたい、仲立ちしてほしいと言われた時、「何はともあれ、(慰安婦被害者の)ハルモニ(おばあさん)たちが集まっているところに行き、ひと言『すまない』と言うだけでいい」と話した》と報じた。

 政治的発言を避けられてきた陛下のご発言とは考えにくいため、夕刊フジは同日、(1)天皇陛下が、文議長と面会された事実はあるのか(2)面会された場合、いつのことか(3)天皇陛下から韓国訪問をご希望される発言があったのか(4)文議長の発言が事実と異なる場合、宮内庁として抗議される考えはあるのか-という質問状を宮内庁に送った。

 宮内庁から21日午後、回答書が届いた

 (1)と(2)、(3)については「回答」として冒頭の「御面会になった記録はありません」と記されていた。(4)については「宮内庁としてはコメントを差し控えさせていただきます」とあった。

 天皇陛下を政治利用することは、他国の「三権の長」といえども、絶対に許されない。



〈宮内庁によると、李大統領は天皇陛下の訪韓を招請。天皇陛下は「自分の外国訪問は政府が検討して決めることになっていますが、ご招待を感謝します」などと述べた。(毎日新聞 2008年4月24日)

とあるように、大統領から招待を受けても「政府が~」としているように、韓国に限らず、「ぜひ伺いたい」などの趣旨のことすら言及しないようなので、ムン・ヒサン氏が言葉の一部をとらえて利用しているのかと思っていましたが、会ってすらいないとは・・・さすが韓国人ですね。