(朝鮮日報 韓国語 2019/01/26)

イ・ヘリム フードコラムニスト

1.(略)

2.日本品種が大部分だ

現在、市中のミカンはほとんどが日本品種だ。温州ミカン品種も多様だが、これらすべて日本から入ってきた。温州ミカンより遅れて導入された晩柑類も同様だ。漢拏峰(ハルラボン)、天恵香(チョンヒェヒャン)、レッド香(レッドヒャン)、黄金香(ファングムヒャン)など代表品種の名前は国内の実情に合わせて呼び換えたもので、それぞれ『不知火』[でこぽん]、『せとか』、『甘平』、『紅まどんな』が実名だ。

農村振興庁、農業技術院などで着実に優秀な新品種を出しており、今後、日本品種に取って代わって行くいくことが見込まれる。温州ミカンでは下礼早生(ハリェチョセン)が少ない面積で栽培中で、晩柑類はウィンタープリンス、ミニ香(ミニヒャン)、秋香(カウルヒャン)が最近出てきた。

3.日本に王桜(サクラ)与えて、蜜柑(ミカン)受け取った

20世紀始めに済州に留まったエミール・タケ(Emile Joseph Taquet)神父は、済州島に自生する王桜[韓国では『王桜=ソメイヨシノ』という認識があります]を発見してヨーロッパ学界に報告した植物学者でもある。彼が1911年に日本で活動する宣教師に王桜を送り、お返しに温州ミカンの木を貰ったのが済州ミカン栽培の歴史の始まりだ。その木は依然として西帰浦市西洪洞の『麵形の家』にあるが、今年1月現在、枯死の危機に瀕している。この最初の温州ミカンの木以降、在日同胞が済州島に温州ミカンの苗木を大挙して送り、温州ミカン農作業が定着した。温州ミカンの木が『大学の木』と呼ばれるほどミカンが尊かった時もあった。

4,5,6,7,8,9,10(略)(機械翻訳 若干修正)


まだこんな『王桜=ソメイヨシノ』を前提としているような記事が朝鮮日報で出るんですね。

日本・韓国双方から「別種と判明」と結果が出ているのにね。

2017年01月19日
2018年09月13日

また今年も、もう少し経つと「ソメイヨシノの起源は済州」という記事がいくつも出てくるのかな。