(民衆の声 韓国語 2019/01/28)

・釜山市議会全員一致で可決、法的根拠用意評価
・市民団体「履行だけが残っている」

『釜山市の日帝下日本軍慰安婦被害者支援および記念事業に関する条例の一部改正条例案(以下、釜山少女像条例改正案)』が釜山市議会本会議を通過した。責任回避、毀損論議が続いた釜山平和の少女像に対する保護根拠が明確に用意されたという評価を受ける。

28日、釜山市議会は第275回臨時会本会議で福祉環境委員会が上程した『釜山少女像条例改正案』を原案通り可決した。在籍議員47人のうち、共に民主党はもちろん、自由韓国党も改正案にすべて賛成した。異議の提議や反対はなかった

今回の改正案は、少女像など『慰安婦』記念造形物の管理目的と主体を明確にすることを主な内容としている。少女像管理保護について釜山市の責任を条例の条項で明確にしたのだ

8条1項と2項を見ると、〈市長は、記念造形物の管理のために管理責任者を指定し、管理台帳を作成・管理しなければならない〉〈記念造形物が毀損・破損・変形された場合、補修および保存処理をしなければならない〉などを明示した。

〈非営利民間団体などを民間チキミ[見守り、守る人]団として指定して運営することができる(9条)〉という条項も追加し、市民団体などへの支援と役割を具体化した。このほか、市が『慰安婦』被害者を積極的に捜し出し、安定した生活に向けた支援措置を行うようにした。

本会議前で改正案通過を圧迫し、ピケデモを行った市民社会団体は、今回の結果に歓迎の立場を明らかにした。少女像チキダ[守る、保護する]釜山市民行動所属の団体会員20人余りは、午前9時30分から本会議場の前で『法的に少女像が保護されなければなりません』、『改正案必ず通過』などのプラカードを掲げた。

この日、19番目の案件として上がってきた改正案が異見なしに全員一致で通過すると、市民行動はこれを大きく歓迎した。市民行動の関係者は「少女像を守ろうとする数多くの釜山市民の意を釜山市議会が積極的に受け入れた結果」とし「もう法的根拠が明確になっただけに、これをしっかりと履行することができるよう、釜山市と東区庁に協力を要請する計画」と話した。

先立って、釜山少女像は去る2016年12月、韓日『慰安婦』合意反対、日帝の過去の歴史謝罪要求の意味を込め、日本総領事館前に設置した。パク・クネ(朴槿恵)政府の反対にもかかわらず、奇襲的に設置に成功したが、少女像は『不法積置物』論議と極右団体のゴミ投擲などで絶えず安全を脅威を受けてきた。このような状況で日本政府もまた、少女像の移転・撤去を外交的に圧迫し続けてきた。

これに対し、チョン・ミョンヒ元民主党市会議員が2017年6月、少女像関連条例を発議し、法的保護の根拠を設けようとした。当時、セヌリ党一色の市議会で紆余曲折の末、条例が制定されたが、少女像の実質的な保護手段にはならなかった。ソ・ビョンス(徐秉洙)元釜山市長など釜山市が少女像を不法と規定した上、条例との関連性も否定したためだ。

しかし、去る地方選挙で民主党市会議員の大挙入城で状況が完全に変わった。以後、キム・ミンジョン市会議員が昨年末、市民行動などとの協議を経て改正案代表発議に出て、去る17日、常任委である福祉環境委員会を経て、この日本会議に上程された。(機械翻訳 若干修正)


(聯合ニュース 韓国語 2019/01/28)

(略)今回の改正案の核心は『記念造形物管理義務』条項が新設され、釜山市に少女像の管理責任を付与したことだ。

改正案第8条第1,2項を見ると、市長は記念造形物の管理のために管理責任者を指定し、管理台帳を作成・管理しなければならないと明示した。

また、記念造形物が毀損・破損・変形されたら、市が補修および保存処理しなければならないという内容も入れた。

改正案にはこの他にも、少女像『民間チキミ[見守り、守る人]団』を指定し、運営のために市が必要な経費を予算の範囲で支給できるようにした。(略)(機械翻訳 若干修正)


(朝日新聞 2019/01/28)

 韓国・釜山市議会は28日、在釜山日本総領事館前に市民団体が設置した旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像を市が保護する条例を改正し、像が破損した場合に市が修理する義務規定などを新たに盛り込んだ。

 改正条例では、釜山市長が像の管理責任者を指定。半年に1回以上、定期的に像の状態を点検し、破損や変形が発見された場合、市が修理して保存処理することを義務づけた。市長が像を管理する市民団体を指定し、管理活動に必要な予算を支給できるとも定めた。

 像は2016年末に釜山総領事館前に設置され、市議会が17年6月末に保護条例を定めていた。(ソウル=牧野愛博)


これで総領事館前への慰安婦像設置をきっかけに中断した通貨スワップ協議、延期した高位級経済協議はなくなりましたね。

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