千年の紙韓紙で生まれ変わった版画

慶尙北道無形文化財23-(b)聞慶韓紙匠キム・サムシク

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「千年が経っても変わらない」という聞慶韓紙が、世界3大博物館の一つであるフランスのルーブル博物館[ルーブル美術館]の遺物復元に活用され、文化財復元分野の世界的地殻変動を予告している

ルーブル美術館所蔵中のロスチャイルドコレクションのうち『聖キャサリンの結婚式』という版画および多くの作品を復元するのに、日本の和紙を抜いて聞慶伝統韓紙が使われた

去る2017年2月、アリアン・デ・シャペル(Ariane de La Chapelle)ルーブル美術館紙類アート部署チーム長が、慶尙北道聞慶市篭岩面に位置した聞慶伝統韓紙を訪れ、製作過程を見て購入して行ったのが縁になり、2018年復元に成功した。

聞慶韓紙が使われる部分は、文化財の閲覧と展示のために作られる表具システムである‘テパサン’[訳不明]と呼ばれる分野で、適当な湿度とサイズの安定性が優秀で、作品を保存するのに最も良い紙を使わなければならない分野だ。

これまで紙類作品の保存分野の市場全体を掌握したとも言える日本和紙と競い、堂々と優秀性を認められたのだ

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▲『聖キャサリンの結婚式』版画のオリジナル本テパサンシステムに韓紙が使われている

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▲テパサン作業中の様子


復元師セバスチャン・ジルロは「聞慶伝統韓紙はクォリティーも良いが、日本の和紙とは違い天然アルカリ剤である灰汁で処理されて自然で優雅な色だった」とし「絵にふさわしい自然さと気品が紙類作品復元に最も核心だが、聞慶韓紙の色はルーブル美術館コレクションの多くの紙類文化財とも完璧にに似合う」と絶賛した。

一方、洋の東西を問わず、すでにかなり以前から全世界的に最も優れた高品質記録紙の一つと評価される『高麗韓紙』の命脈を繋ぐ『聞慶伝統韓紙』の発展のためには、科学的研究と専門家たちの交流などが伴わなければならないということがルーブル美術館の評価であるだけに、汎国家的次元の韓紙産業育成が急がれる実情だ。

ロスチャイルドコレクション:世界で最も金持ちである一族で数多くの美術品を保有している。

今回の『聖キャサリンの結婚式』を含む多くの版画作品を補修したが、ロスチャイルド一族の美術品専門家も聞慶伝統韓紙を使うことに同意して実現した復元事業だった。(機械翻訳 若干修正)

2017年12月28日