(済民日報 韓国語 2018/12/06)

・品種出願公開日以降に生産されたミカン出荷禁止…栽培農家被害“現実化”
・日本側と一時的流通など交渉推進…ロイヤリティーの支払い方法など対応策急務

世界種子市場をめぐる銃声のない種子戦争が繰り広げられている中、最近、日本から持ち込んだ一部晩柑類に対する品種保護出願で、栽培農家の被害が現実化されているが、当局の対策は微々たる水準だ。

西帰浦市などによれば、『みはや』と『あすみ』は2014年に種苗業者を通じて日本から入り、適応性検査を終え、同年11月18日に生産・販売申告を行い、2015年からミカン栽培農家に普及した

そのため、昨年から少しずつ生産され始め、今年、本格的に生産される予定だ。

だが、日本の国立研究開発法人『農業・食品産業技術総合研究機構』が、2014年に日本国内で品種保護出願した晩柑類『みはや』と『あすみ』品種を代理業者を通じて、去る1月に韓国でも品種保護出願をして、“ロイヤリティー”をめぐり道内栽培農家と日本側との綱引きが始まった
※2種とも日本での出願日は 2011年12月7日、公表日は2012年3月16日、登録日は 2014年9月30日

現在、『みはや』と『あすみ』品種に対する審査中で、出願公開による臨時保護を受けている

これに農協・柑協[済州みかん農業協同組合]で系統出荷[農漁民協同組合系統組織を通じての出荷]を中断し、道内栽培農家で生産される『みはや』と『あすみ』の販路が塞がる状況に置かれた。

品種出願公開日(2018年1月15日)以前に品種生産・輸入販売申告業者を通じて購入した苗木は“ロイヤリティー”などの問題はないものと見られるが、問題は今年から生産される『みはや』と『あすみ』だ品種保護出願日以後、該当苗木の販売と果実の出荷が禁止されるためだ。

このため、当局は生産された『みはや』と『あすみ』を流通することができるように方案を講じている。 また、ロイヤリティーに関する最終交渉のために今月中に日本側実務担当者が訪問する予定であることから、栽培農家に賦課、または種苗業者に賦課などロイヤリティーの支払い方法による適切な対応策を設ける方針だ

特に、栽培農家は、出願公開日以前に栽培して生産される果実は出荷できるようにして、出願公開日以降から制裁をしなければならないと声を高めている

韓国果樹種苗協会関係者は「『みはや』と『あすみ』を国内に持ち込む時、正式な手順を踏んだ」とし「『みはや』と『あすみ』栽培農家の現況を把握し、日本側と交渉で出願公開日以前に栽培した苗木で生産される果実を出荷できるようにしなければならない」と強調した。(機械翻訳 若干修正)


自分勝手で都合の良い提案を日本にするより、「日本に国富が~」とか言いながら国民情緒に訴えて、韓国国立種子院に日本の品種保護申請を却下してもらうほうが簡単じゃないのかな。

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