(聯合ニュース 韓国語 2018/10/26)

・国立海洋文化財研究所、木浦で34mの長さの再現船進水
・樹齢70~150年の松900本使用…時速19.5kmで移動

朝鮮時代の韓日交流の象徴である朝鮮通信使船が200年余りぶりに再製作され、26日、歴史的な初航海に出た。

全羅南道木浦市所在の国立海洋文化財研究所は、2015年6月に設計に着手した後、3年を経て完成した朝鮮通信使船の再現船を本日午後に公開し、船を水上に出す進水式を行った

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▲26日午後、木浦市の国立海洋文化財研究所で公開された朝鮮通信使船。

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▲26日午後、木浦市の国立海洋文化財研究所で公開された朝鮮通信使船板屋下。

朝鮮通信使記録物の世界記憶遺産[世界の記憶]登録1周年を迎えて設けられた進水式は、心より隣人に接するという意味を持つ『誠信交隣』というテーマの下、懸板除幕式、船告祀、韓日両国芸術団公演、航海の順で進行された。

それに先立ち、船舶板屋内で記者たちと会ったイ・クィヨン国立海洋文化財研究所長は「朝鮮通信使は国王に代わって日本に行く使節だったので、通信使船は大きくて華やかだった」とし「王が居住する空間にだけにするという丹青もあった」と強調した。

朝鮮政府が日本に送った公式外交使節である通信使は、漢陽を出発して釜山で船に乗って大韓海峡を渡った。日本,対馬と下関を経て瀬戸内海を通過した後、大阪から陸路で京都あるいは東京まで行った。

朝鮮前期には、世宗11年(1429)に京都に派遣された朴瑞生使節団を始発として、成宗10年(1479)まで何回も通信使が日本に向かった。

朝鮮通信使を通じた韓日交流が本格化した時期は壬辰倭乱[文禄・慶長の役]以後。戦争で梗塞された両国の外交関係は善隣友好に向かい、宣祖40年(1607)から純祖11年(1811)まで12回、通信使が組まれた。

朝鮮末期の通信使の規模は、官吏と訳官を含めて概略400~500人だった。船団は通商使節が乗る騎船3隻と貨物を積んだ卜船3隻で構成された。

今回研究所が完成した船舶は、使臣の長である正使が搭乗した『正使騎船』を再現対象とした

船首、板屋、倉庫、操舵室があり、板屋の下の階には船を操る格軍[漕ぎ手兼兵士]が留まった。長さ34m、幅9.3m、高さ3m、帆柱高22m、定員は72人だ

全羅南道新安郡近海に1323年に沈没した元の貿易船の新安船は、長さが32mで、亀甲船の長さが28mと推定されるという点を考慮すると、通信使の正使が乗った船は非常に大きい方だ。

総トン数は149tだが、エンジンを除けば126tだ。航海速度は7ノット(時速13km)だが、エンジンを稼動すれば10.5ノット(時速19.5km)で移動する

ホン・スンジェ海洋文化財研究所学芸研究家は「2015年から江原道三陟市、洪川郡、太白市、旌善郡の地を回って、船舶建造に使う樹齢70~150年の金剛松を一つ一つ選んだ」とし「通信使船には計900本が必要とされた」と説明した。

ホン研究家は「木の直径は45~90㎝で、最長は13.5m」とし「樹齢が70~100年である木は内部に使用し、もう少し固い100~150年になった木は外部に使用した」と付け加えた。

研究所は、様々な文献と絵を見て通信使船を製作した。船舶の運航実態を記録した『癸未隨槎録』、通信使船に使用した尺度を収録した『増正交隣志』、船舶展開図と平面図がある『軒聖遺槁』のような18~19世紀の資料を参考にした。

絵画の中では『朝鮮通信使船牽備前舟船行列図』、『朝鮮通信使船図』、『近江名所図会 朝鮮聘使』など日本絵画を分析した。

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ホン研究家は「絵を見れば通信使船に波を止める構造があるということがわかる」とし「普通は船の方向を操縦する舵を後ろに据えているが、通信使船は船長が舵を体の前に据えて運航することもできた」と説明した。

彼は「船を建造するために水中で発見した唯一の朝鮮時代の船舶である馬島4号の構造も確認した」とし「通信使船の再現船製作経験が伝統官船はもちろん、亀甲船の構造と造船技術を研究するのに役立つだろう」と強調した。

イ所長は「再現船は船上博物館と体験場として運営する」としながら「朝鮮通信使祭りや島で開かれる行事にも参加する計画」と話した。

引き続き「長期的には通信使船で日本まで行く案も推進する」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)

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2017年06月22日


数日前から楽しみにしていたんですが、とりあえず初日はクリアしたんですね・・・

2013年01月17日
2015年05月03日
2016年05月25日