(京郷新聞 韓国語 2018/09/14)

パク・ソンジン安保専門記者

■最初の観艦式は1949年に開催

大韓民国最初の観艦式は1949年に行われた。海軍は大韓民国政府樹立1周年を記念して、発展した海軍の姿を国民に知らせるために1949年8月16日、仁川海上で観艦式を開催した。

海軍艦艇8隻が参加したこの観艦式は、最近の基準で見れば編隊機動訓練と変わらなかったが、単縦陣(艦艇が一列で航進する形態)で航海しながら実施した37㎜艦砲射撃は拍手喝采を受けた。当時、イ・スンマン(李承晩)大統領が査閲したこの観艦式は、大韓民国海軍の威容を軍統帥権者である大統領と国民に認識させる契機になった。

世界各国の軍艦が参加する国際観艦式は、海軍が建軍50周年を記念して1998年に初めて開催して以来、今年3回目が開かれる。海軍は来月10~14日、済州民軍複合観光美港で歴代最大規模で『2018大韓民国海軍国際観艦式』を実施する予定だ。

■軍艦に『旭日旗』掲揚する日本

この国際観艦式に日本海上自衛隊の軍艦が『旭日旗』を付けて参加する問題で騒がしい。発端は国際観艦式に日本海上自衛隊の艦艇が旭日旗を付けて参加する予定だと海軍が去る6日に発表して始まった。

14か国21隻の外国軍艦が参加した中で開かれる今回の国際観艦式には、アメリカが空母ロナルド・レーガンなど4隻、ロシアが巡洋艦ヴァリャークなど3隻を送る予定だ。中国と日本は具体的にどんな艦艇を派遣するのかまだ確定していないが、日本自衛隊の艦艇は過去の帝国主義の海軍旗から由来する旭日旗を付けて参加するということだ軍艦は停泊時、通常、船首に所属国の海軍旗を付ける

日本軍国主義を象徴する旭日旗は、日本の国旗『日章旗』[日の丸]の赤い太陽の周囲に旭光(朝の日差し)が広がることを形象化したもの。日本は1945年の敗戦とともに旭日旗の使用を一時中断したが、1954年に陸上自衛隊と海上自衛隊を創設し、旭日旗を自衛隊旗として再び使い始めた。これを国際社会が容認してあげたため、甚だしくは駐日米軍まで富士山と旭日旗の日差し模様をあわせた形状のマークを使っている状態だ

■旭日旗拒否国民請願

青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には、旭日旗を付けた日本軍艦の参加を拒否しなければならないという掲示文が数十件も上がってきた状態だ。旭日旗は日本の帝国主義の象徴であり、韓国民には苦しみと恥辱の歴史を思い出させるという理由からだ。

ついに韓国広報専門家であるソ・ギョンドク(徐坰德)誠信女子大教授は13日、「戦犯旗(旭日旗)は掲げるな」と促す内容のEメールと手紙を自衛隊と村川豊海上幕僚長(海軍参謀総長)にそれぞれ送るに至った。ソ教授はEメールで「行事に招待され参加するのは良いが、日本帝国主義を象徴する戦犯旗を軍艦に掲げるのはあってはならないこと」としながら「歴史をきちんと直視するならば、自ら掲揚しないことが基本的な礼儀」と明らかにした。

ソ教授の「日本はまた他の所で済州入港を事例として挙げ、戦犯旗使用の正当性を主張することが明らかだ」という指摘にも一理がある。ドイツは戦争が終わった後『ナチス旗(ハーケンクロイツ)』使用を法でも禁止したが、日本は戦犯旗を復活させ、依然として軍事帝国主義の思想を捨てていないという批判を受けている。

海軍は、国際慣例などを考慮すると、招待国である韓国が日本に自国海軍の軍艦旗である旭日旗の掲揚をしないことを要求することは難しいという立場だ。軍艦の場合、国際法的に治外法権が認められるので、日本艦艇が韓国領海に入ってきても国内法でなく日本の法の適用を受けるため、自衛隊艦艇にどんな旗を付けるかは全面的に日本の権利ということだ。日本自衛隊は1998年と2008年に韓国で開かれた観艦式の時も旭日旗を付けて参加したという過去の事例も紹介した

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それならば政府は、1万4500トン級大型揚陸艦である『独島艦』を今回の国際観艦式の座乗艦としなければならない。観艦式で座乗艦は大統領が搭乗する観閲艦ということだ。国の主要人物、軍首脳部、外国軍代表などの招待人士も一緒に搭乗する栄誉ある艦艇である

海軍は今回の国際観艦式座乗艦は4900トン級の韓国型揚陸艦である『日出峰艦』に決まったと明らかにした。だが、今からでも遅くない。独島艦に座乗艦を交替する必要がある。独島艦は日本が自国領土だと強弁する独島を艦艇の名前として誇らしく使用しているためだ

■独島艦の査閲

2008年の国際観艦式で海軍が当初計画した座乗艦は独島艦だった。すると日本が「独島艦が座乗艦ならば観艦式の参加を拒否する」と激しく反発した。政府は、ややもすると外交的葛藤にまで広がることを憂慮して座乗艦を『姜邯賛艦』に変更し、独島艦を市民などが搭乗する試乗艦に変更した。それが今年も繰り返され、独島艦は試乗艦として予定されている

もし、当時に海軍が日本の不当な主張を受け入れず、独島艦を座乗艦にしていたならばどうだっただろうか。国際社会は韓国海軍が外交的欠礼を犯したと言うか、苦しい植民地の歴史をもう一度刺激した日本海軍の傲慢さを批判するか、それは分からないことだ。明らかなことは、その間、日本は旭日旗を誇らしく軍艦に掲げて威勢を振りまいているという事実だ。

日本政府は過去、アメリカやイギリス・ドイツ・中国など14か国の外国武官が参加した独島艦進水式にも日本武官の出席拒否を指示した。その後も日本政府は、韓国を訪問する日本防衛大学校の海上自衛隊予備将校に対し他の艦艇の見学は許容するが、独島艦だけは搭乗を許諾していない。

その一方で、日本海軍は旭日旗を付けて韓国軍港を訪問している

これに対抗し、独島艦が座乗艦として出ることは、全世界の海軍に「独島は大韓民国の領土」であることを明確に認識させるカードだ。日本旭日旗を押さえつける自尊心の誇示でもある。また、独島が韓国領土であることを広報する最大・最上の効果を上げることができる方法でもある。これは日本の反発や不参加を相殺しても余りあると見る。(機械翻訳 若干修正)


海自は潜水艦救難訓練でも『独島艦』を拒否しています。
2016年05月27日