(ヘッドライン済州 韓国語 2018/09/13)

・国内研究チーム、世界で初めて完全解読成功...世界的ジャーナルに論文掲載
・ムン・ジョンファン教授「王桜の原産地・起源論議終わらせる解答得たということ」

344603_242125_1610_R
▲済州島自生王桜。天然記念物159号(奉蓋洞自生地)2号木および花と実。

国内研究チームが世界で初めて済州王桜[和名エイシュウザクラ]の全体遺伝体(以下、ゲノム)を完全解読した中、研究結果に済州王桜が日本にある桜種とは明確に他の植物という内容が含まれていて目を引く
※韓国では『王桜=ソメイヨシノ』『ソメイヨシノの起源は済州島』という認識です。

山林庁国立樹木園(院長イ・ユミ)は、明智大学校(教授ムン・ジョンファン)と嘉泉大学校(教授キム・ジュファン)研究陣との共同研究を通じて、世界で初めて野生木本植物である済州島に自生する王桜の全体ゲノムを完全解読したと13日、明らかにした。

今回の成果は、国立樹木園の植物研究チームで、我が国の生物の多様性確保および貴重・特産植物の保全のために持続的に研究を遂行した結果で、共同研究をしている明智大学校と嘉泉大学校の研究チームで『韓半島(朝鮮半島)特産植物の種分化および起源研究』の一環として保全価値が非常に高い済州島自生王桜(Prunus yedoensis var.nudiflora)[↓論文では「King cherry(Prunus yedoensis var. nudiflora Koehne)」]の全体ゲノムを完全解読したのだ。

王桜のゲノム解読結果は、ゲノム分野の世界的ジャーナルである『ゲノムバイオロジー(Genome Biology)』の9月号に〈ゲノムから確認した野生桜類の雑種化を通じた王桜の形成〉[Draft genome sequence of wild Prunus yedoensis reveals massive inter-specific hybridization between sympatric flowering cherries]という題名の論文として掲載された

今回の研究は世界的にも野生樹木のゲノムを完全に解読した最初の事例で、韓国の植物ゲノム解読と情報分析能力が世界最上位水準であることを示してくれるものである。

一方、研究結果によれば、済州島自生王桜のゲノムは8つの染色体に3億2300万個の塩基対で成り立っており、合計4万1294個の遺伝子を持っていることが明らかになった。

また、済州島に自生する糸桜[Prunus pendula f シダレザクラ(エドヒガンの枝垂れ品種)]を母系に、桜[Prunus jamasakura ヤマザクラ]または山桜[オオヤマザクラ]を父系にして生成された1世代(F1)自然雑種であり、ゲノム比較分析の結果、済州島王桜は日本の東京とアメリカのワシントンの日本王桜[ソメイヨシノのこと。論文では「Yoshino cherry(Prunus×yedoensis)」]と明確に区分され、これらがそれぞれ異なる植物であると把握された

日本王桜は糸桜(母系)、大島桜(父系)[Prunus speciosa オオシマザクラ]で形成された人為雑種と知られた

あわせて、同じ種の植物間だけで繁殖をする桜種が、済州島という島の孤立した環境で、お互いに違う種の間にもかかわらず受粉を許容することにより、繁殖が可能になったという点が明らかになった。

今回の研究を率いた明智大学校ムン・ジョンファン教授は「今回の自生王桜ゲノム解読を通じて、王桜をめぐる原産地と起源に関する論議にけりをつける解答を得たとういうこと」としながら「研究結果は韓国の特産自生植物である王桜の優秀な遺伝資源を選抜し、保存することにも寄与するだろう」と話した。

責任運営機関である国立樹木園イ・ユミ院長は「国立樹木園は今後もゲノム研究を通じて特産植物の種分化および起源の時期を究明し、遺伝学的特性分析結果を活用して特産植物の持続可能な保存のために努力するだろう」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


(済州の音 韓国語 2018/09/13)

1908年に済州で初めて自生王桜が発見されて以降、110年間続いた日本との元祖論議が意味のない競争であったという科学戦の分析結果が出た。

山林庁国立樹木園は明智大と嘉泉大の研究陣と共同研究を進め、世界で初めて野生木本植物である済州島に自生する王桜の全体遺伝体(以下、ゲノム)を完全解読したと13日、明らかにした。

研究結果はゲノム分野の世界的ジャーナルである『ゲノムバイオロジー(GenomeBiology)』に9月号に掲載された。題名は〈ゲノムから確認した野生桜類の雑種化を通じた王桜の形成〉だ。

研究陣は王桜の全体遺伝子4万1294個を確認した。その結果、王桜を母系である糸桜と父系に桜(または山桜)の間で育った1世代雑種と判断した。

元祖を主張する日本王桜と比較した結果、遺伝差の隔たりが明確だった。日本の場合、母系である糸桜と父系である大島桜の間で人為的な交配を通じて作られた雑種だった。

済州島と日本はこれまで王桜をめぐって互いに元祖だと主張してきたが、2つの木とも雑種で、種自体が異なるという事実が初めて明らかになった。

済州では、1908年4月12日、フランス人タケ神父が漢拏山観音寺付近で自生する王桜を初めて発見した。

王桜の自生地が発見されたが、日帝時代を経ながら日本は自国の王桜を済州に持ってきて繁殖をさせた。

現在、街路樹に植えられた大多数の木がまさに日本産王桜だ。典農路は1982年、済州大進入路は1983年、蓮三路は1993年にそれぞれ日本産王桜が植えられた

済州で王桜に対する研究が始まったのは1960年代以降だ。実際、政府は1964年に済州市奉蓋洞で発見された王桜を天然記念物第159号に指定した。

209826_244145_2715_R
▲1964年に天然記念物第159号と指定された済州奉蓋洞の王桜自生地。

2016年5月には済州市奉蓋洞犬月岳南東側で樹齢265年の王桜が発見されたりもした。これは天然記念物第159号の樹齢200年をはるかに越える歴代最高齢の王桜だ。

209826_244146_2716_R
▲2016年5月、済州市奉蓋洞の犬月岳斜面で樹齢265年の済州最高齢の王桜が発見された。最高齢木は高さ15.5m、根元周り4m49cmだ。赤い円が人だ。

今回の研究結果で日本との王桜元祖論議は多少あっけなく終わったただし、日本と差別化された別個の種と確認されただけに、種の保存に対する責任はさらに明確になった

暖帯亜熱帯山林研究所は、王桜保存のために1990年代から老齢木を基に大量増殖技術を開発した。2001年には西帰浦市上孝洞の9.5haに保存園を作った。

2015年には西帰浦市南元邑漢南里に10haに普及園を作り、王桜3253本を植えた。引き続き、観音寺のある地元産王桜を街路樹母木に起用し、街路樹後継木も育てている。(機械翻訳 若干修正)


これで日本からも↓韓国からも「ソメイヨシノと王桜は別種」という結論が出ましたね。
2017年01月19日

でも来年の春には・・・