(済州毎日 韓国語 2018/09/09)

来月10~14日に済州島で開かれる『2018大韓民国海軍国際観艦式』のテーマは『済州の海、世界の平和を抱く』だ。ところが、日本の艦艇が『旭日旗』を付けて参加すると伝えられて、大きな議論が起きている。

私たちに『旭日昇天旗』と間違って知られている『旭日旗』は、日本帝国主義と軍国主義の象徴である。戦犯旗であるドイツナチスの『ハーケンクロイツ』が第2次世界大戦後、法的に禁止されたのとは異なり、『旭日旗』は今も日本の陸上自衛隊と海上自衛隊の旗(軍旗)として使用されている。

海軍本部ジョン・フン広報室によると、済州で開催される今回の国際観艦式には14か国21隻の外国軍艦と45か国の代表団を含めて軍艦50隻、航空機20機が参加する。これは、従来の規模を超える最大規模の観艦式という。

参加国の中で最も多い軍艦を送る国はアメリカである。アメリカはニミッツ級空母であるロナルド・レーガン(CVN-76)号と巡洋艦チャンセラーズビル(CG-62)の計4隻が参加することになっている。ロシア海軍もヴァリャーク艦など3隻を、中国の艦艇も複数隻参加し、インドネシアは帆船を披露する。このほか、外国海軍将兵約1万人が今回の済州国際観艦式に参加する予定だ。

『旭日旗』論議と関連して海軍関係者は「過去、キム・デジュン(金大中)大統領時代を含めて、国内で開かれた国際観艦式の際にも日本艦艇が旭日旗を付けて参加したことがある」とし「日本海上自衛隊が現在この旗を使用しているため、(主催側の立場では)日本艦艇が旭日旗を掲揚して入港することを禁止することはできない立場」と明らかにした。ただし、日本海上自衛隊側に韓国国民の情緒を考慮してほしいという要請は様々なルートで伝えていると付け加えた

当初、済州国際観艦式は江亭住民および島民たちの反発が激しかった。これに対し海軍が『和解と共生』の旗印を掲げ、ムン・ジェイン(文在寅)大統領と地域住民との会談を周旋するなどの条件を提示して、やっと実現した。だが、日本艦艇が戦犯旗である『旭日旗』をはためかせて済州の海を掻き回すと発表されて論議が再び大きくなっている。

海軍と政府側に問わざるを得ない。これがどうして『和解と共生』なのか。戦犯旗を掲げた日本艦艇により、今回の国際観艦式の主題である『済州の海、世界平和を抱く』が面目を失うほどだ。果たして何のための、誰のための国際観艦式なのか。(機械翻訳 若干修正)


(漢拏日報 韓国語 2018/09/09)

来る10月に済州で開かれる国際観艦式に日本自衛隊が『旭日昇天旗』を付けて参加することに対し、これに反対する国民請願が殺到している。

海軍によれば、10月10日から14日まで済州海軍基地で開かれる国際観艦式には、日本をはじめとして14か国21隻の外国軍艦と45か国の代表団が参加する予定だ。

問題は日本海上自衛隊が旭日昇天旗を付けて済州国際観艦式に参加するということだ。

海軍が去る6日、この事実を明らかにすると、青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には旭日旗を付けた日本軍艦の参加に反対するという掲示文が数十件も上がってきた状態だ

請願者は掲示板で「旭日旗は日本帝国主義の象徴であり、私たちには痛みと恥辱の歴史を想起させる」としながら、絶対に有り得ないことだと主張している。

また「日本は慰安婦や独島問題に対してまだ謝罪せずにいる」としながら「全世界でも旭日旗を反対するのに、そのような旭日旗が済州島に入港するということは理解できない、手段と方法を選り分けずに制裁しなければならない」と明らかにしている。

現在、掲示された『旭日旗日本自衛隊の入港反対』請願掲示文は最高1千6百人余り程が同意の意思を示している

海軍側は「日本自衛隊は去る1998年と2008年に韓国で開かれた観艦式の際にも皆旭日昇天旗を付けて参加した」としながら「国民の情緒をよく知っているが、日本自衛隊が部隊旗として旭日旗を使用しているだけに、我が方で使うなと強要することはできない立場」と明らかにしている。(機械翻訳 若干修正)


請願サイトを見ると、この問題で30件ほどありますが、↓3件以外は『参加人員』が二桁以下ばかりのようですね。

  請願開始:2018-09-07 参加人員:1,944人

  請願開始:2018-09-06 参加人員:742人

  請願開始:2018-09-06 参加人員:714人

トップページには〈国民の多数の声が集まって、30日間に20万人以上の国民が推薦した「請願」については、 政府と青瓦台(大統領府)の関係者(各部処(省庁)長官、大統領首席秘書官、特別補佐官など)が答えます。〉

もっとがんばりましょう。