(全南日報 韓国語 2018/08/08)

全羅南道庁内に展示されているフォーミュラ・ワンのレース用車両(F1マシン)が撤去される見通しだ

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数千億ウォン台の借金を残した悩みの種事業の象徴物をめぐり、全羅南道(全南道)内外で撤去の声が起こり、全南道が撤去の検討に出た。

地上23階の全南道庁舎に入ると、1階ロビーに赤いF1マシンが目に入ってくる。野心的にF1大会を推進したパク・ジュンヨン(朴晙瑩)全南知事(任期:2004年6月~2014年6月30日)時代である2013年から全南道庁内に展示されている実物のF1マシンだ

初の大会が開かれた2010年からは模型で展示されていたが、F1大会グローバルスポンサーとして参加したLGが広報として活用した車両を全南道が買い取り、6年間展示されている

しかし、最近になってこのF1マシンをめぐって撤去の声が出てきている。数千億ウォン台の借金を残した悩みの種事業の象徴物を、全南道庁を訪れるお客さんに広報することは適切ではないという理由からだ。

全南道が2010~2016年まで7年間推進したF1大会は、迂余曲折の末、数千億ウォンの借金だけ残したまま消える汚辱を残した

全南道は、2010年から2013年までサーキット建設費4,285億ウォン、大会運営費3067億ウォン、開催権料1,970億ウォンなど4年間で8,752億ウォンの予算を投資した。この過程で農協などから借りた地方債の規模は2,848億ウォンに達する。

昨年までに元金1,618億ウォンと利子286億ウォンの1,904億ウォンを返済した状態で、2029年までに元金1,230億ウォンと利子252億ウォンの1,482億ウォンを返済しなければならない実情だ。今後12年間、毎年123億ウォン余りを投じなければならないわけだ。

赤字規模もものすごい。2010~2013年の4年間に発生した累積赤字だけでも1,900億ウォンに達する。赤字が雪だるま式に増えると2014年に交渉を通じて1年大会を中断し、2015~2016年大会を放棄する事態までもたらした。

その上、まだ数百億ウォン規模の違約金問題が解決されないまま悩みの種として残っている。1大会の開催権料だけでも4,300万ドル(500億ウォン前後)に達し、残った契約期間の2年(2015・2016年)の大会を放棄したことにより1,000億ウォン台の違約金問題が発生、F1主管社であるフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)と交渉を行っているが、接点を見い出せずにいる

「全南で再びF1大会が開かれる可能性は皆無だ」というのが専門家の立場だ。

したがって、全南道もF1大会から撤収したし、昨年には組織改編を通じてF1大会支援部署を廃止したのだ。ただし、F1大会主管社であるFOMとの大会未開催にともなう違約金交渉のため、『F1大会組織委員会』だけ維持している状態だ

このような状況で、道庁内外でF1マシン象徴物について「借金の宴の広告」、「地方財政を蝕む代表的な事例を見ること」という皮肉な言葉が出ている。

全南道庁を訪問したある市民は「全南財政を蝕む代表的な事業として記録されるF1大会が全南から退出したのに、まだ道庁でその象徴である大会車両が残っていることは理解できないことだ」とし「展示が必要ならばF1サーキットに送るべき」と話した。

全南道庁の一部職員も「数千億ウォン台の借金の宴の象徴物をもう見たくない」と撤去を望む様子だ。これに対し全南道関係者は「F1マシン展示物を撤去するかどうかと活用方法などを検討中である」と話した。(機械翻訳 若干修正)


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