(聯合ニュース 韓国語 2018/08/07)

来る18日に開幕するジャカルタ・パレンバン アジア競技大会の開幕式で、南北が独島を表記した韓半島旗(朝鮮半島旗 統一旗)を使用することは難しいものと見られる

7日、文化体育観光部(省に相当)と大韓体育会によれば、南北はアジア競技大会を主管するアジアオリンピック評議会(OCA)に独島を入れた韓半島旗の使用を認めるようこれまで強く要求してきたが、承認されなかったという

OCAは南北に国際オリンピック委員会(IOC)の基準準じる必要があると強調し、事実上、独島表記の韓半島旗の使用を認めないという方針を固守した。

大会開幕が11日後に迫ることから、南北は近いうちに韓半島旗の使用に関連した具体的な協議を行うと発表された。

バスケットボール女子、カヌードラゴンボート、漕艇の3種目の南北合同チーム共同訓練のために訪南している北韓(北朝鮮)体育界高位関係者にOCAの方針を伝達し、北側の最終回答を待つことになると予想される。

消息に精通したある体育界関係者は「私たち側名義で1回、北側名義で1回、南北共同名義で1回の3回、OCAに独島表記韓半島旗の使用を承認してほしいという公文書を送ったが、肯定的な回答を得られなかった」と紹介した。

チョン・チュンリョル(全忠烈)大韓体育会事務総長とウォン・ギルウ(元吉宇)北朝鮮体育省副相は、6月末にインドネシア,ジャカルタで、OCA、ジャカルタ・パレンバン アジア競技大会組織委員会が集まった4者会議で、南北合同チームの種目を3種で確定し、独島表記韓半島旗の活用も積極的に建議した。

これに先立ち、南北は平昌冬季オリンピックを契機に醸成された薫風に乗って通った6月の体育会談で、アジア競技大会の合同入場の際に掲げる韓半島旗に独島を表記することで合意した。

しかし、独島問題を政治・外交イシューとして負担と考えたIOCとOCAの消極的な態度ため、今年のアジア競技大会でも南北が志を成し遂げることは難しくなった

日本は韓国が実効支配している独島を自国の領土だと言い張って戦略的に国際紛争化し、これはスポーツ外交舞台でも徐々に威力を発揮している

南北は平昌冬季オリンピックでも、独島が入った韓半島旗と開幕式合同入場の団体スーツに付ける韓半島旗パッチに独島を挿入する問題に合意できなかったが、開幕式4時間前には劇的に意見を合わせた。

IOCの勧告と1月にスイス,ローザンヌで開かれた韓国、北朝鮮オリンピック参加会議の結論に基づき、独島を抜いた韓半島旗を使用することになったためだ。

南北は時間に追われた平昌冬季オリンピックの時とは異なり、今回は共同合意を経て、あらゆる方面から独島韓半島旗を推進したが、OCAの支持を勝ち取れなかった

2020夏季オリンピックが日本,東京で開かれ、IOCやOCAの身動きの幅が狭いという点、国際大会で独島がない韓半島旗を使用することに南北が1991年に合意した事実が、南北の足を引っ張ったという分析も出ている

南北は国際スポーツの舞台で最初に合同チームを結成した1991年の日本,千葉世界卓球選手権大会で、〈韓半島旗に済州島を抜いて、西端の馬鞍島、東端の独島、南端の馬羅島を含めない〉という、いわゆる千葉合意を導出した。

この合意は以後、韓半島旗の使用の基準になった。

合意とは異なり、2006年トリノ冬季オリンピックと2007年長春冬季アジア競技大会では独島が入った韓半島旗が登場した。

日本が絶えず独島領有権を主張したことによって、韓半島旗に独島を表示しなければならないという情緒が拡散した結果であった。

ジャカルタ・パレンバン アジア競技大会の開幕式には南側100人、北側100人で構成された200人の南北選手団が『コリア(KOREA)』、英語の略式表記CORという名前で一緒に入場する。

南北が共同入場する際、ゲロラ・ブン・カルノ(GBK)スタジアムに鳴り響く歌は民族の歌であるアリランだ。(機械翻訳若干修正)

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