(ニューシス 韓国語 2018/07/30)

釜山地域の水産業界と市民団体などが、最悪の危機事態を迎えている大型巻き網水産業を助けるための政府の対策作りを促した。

これら市民団体と水産業界は30日、声明書を通じて「去る3月に大型巻き網業者1社が不渡り事態を招いたのを始まりに、2社の業者が相次いで売却されたり法廷管理を進めている」と明らかにして「釜山水産業を率いる大型巻き網業界が最悪の危機に直面しながら釜山水産業界も危機に直面している」として対策作りを要求した。

市民団体はこの声明で「政府は2016年6月30日以降、全国漁業人の建議と呼び掛けにもかかわらず、韓日両国間の外交的、政治的問題などを理由に、韓日漁業交渉を妥結できないまま交渉の進行状況も明らかにしないなど、妥結の見通しが不透明で巻き網漁業界の被害は日増しに大きくなっている」と主張した。

あわせて、巻き網漁業者の経営正常化のために韓日漁業協定の早急な妥結はもちろん、韓日漁業協定遅延による直接的な被害補償が行われるように、現行規制に対する全面的な再検討をすることを建議した

また、水産資源管理のために自律的に休漁する業種に対する政策支援、優先的な漁船減隻などを施行することと要請した。

市民団体と水産業界は「大型巻き網業界の相次ぐ倒産危機で釜山地域の経済に少なくない打撃が予想されるだけに、もう政府の決断が必要な時」と強調し「海洋水産部(省に相当)は漁業協定を早期に妥結させ、巻き網業界と漁業者を助けるために政府支援と釜山市の積極的な対策作りを急ぐこと」を繰り返し要求した。

一方、市民団体と水産業界は来月2日午前10時30分、釜山市庁前の正門広場で釜山港を愛する市民の会、市民団体代表・会員、大型巻き網水産協同組合および水産業界代表・会員など100人余り参加する中で『大型巻き網水産業を助けるための対策作り』を促す記者会見を行い、政府と釜山市の早急な対策作りを促す予定だ。(機械翻訳 若干修正)

2018年07月25日