(NHK 2018/07/24)

日本や中国などで構成する東アジアオリンピック委員会は、来年開かれる「東アジアユースゲームズ」について、開催地の台湾に政治的なリスクがあるとして中止することを決めました。台湾当局は、中国政府の圧力だとしたうえで、「政治がスポーツに介入した粗暴な行為だ」と激しく非難しています。

台湾のオリンピック委員会によりますと、日本や中国など9つの国と地域で構成される東アジアオリンピック委員会は24日、北京で臨時の理事会を開き、来年台湾での開催が予定されていた「東アジアユースゲームズ」の中止を賛成多数で決めました。

この大会は、14歳から18歳を対象に4年に1度開かれるもので、台湾中部・台中市で開催されることが決まっていました

中止を提案した中国の関係者はその理由について、台湾で一部の政治団体が、「チャイニーズ・タイペイ」ではなく「台湾」という名称で東京オリンピックなどに参加しようと住民投票を呼びかけていることを挙げ、「オリンピックのルールに公然と挑戦するもので、開催するには巨大な政治的リスクがある」と述べたということです。

開催地の台中市はすでに24億円余りを投じ施設の建設を進めていて、年内には8割が完成する予定でした。台湾当局は中国政府の圧力だとしたうえで、「政治がスポーツに介入した粗暴な行為だ」と激しく非難しています。


(聯合ニュース 韓国語 2018/07/25)

中国が、台湾のオリンピック国家名称訂正運動をとらえて台湾の国際スポーツ大会開催権を剥奪した。

25日、台湾自由時報などによれば、中国が主導する東アジアオリンピック委員会(EAOC)は昨日、北京で臨時理事会を開き、来年8月に台湾,台中市で開催の予定だった『第1回東アジアユースゲームズ(East Asian Youth Games)』を中止した。

中国オリンピック委員会名誉会長である劉鵬EAOC委員長は開催権剥奪の理由として「台湾が推進している正名国民投票がオリンピック関連規定に違反した」と主張した

台湾では来る2020年の東京夏季オリンピックに参加する台湾の名称を『中華台北(チャイニーズタイペイ)』から『台湾』に変えようという国民投票運動が広がっている。

台湾の開催権剥奪案に、中国のほか、韓国、北韓(北朝鮮)、モンゴル、香港、マカオが賛成し、日本は「急すぎる」という理由で棄権し、台湾だけが反対票を投じた。

東アジアユースゲームズの前身は『東アジア競技大会』だ。2013年の天津東アジア競技大会を最後に14~18歳の青少年が参加する東アジアユースゲームズ変更された。

2014年10月、モンゴル,ウランバートルで開催されたEAOC会議で、台湾,台中市が2019年に最初の大会の開催権を獲得した

当時、両岸関係は馬英九元総統の親中国政策で雪解けムードであった

表決に先立ち、台湾の『中華オリンピック委員会』の蔡賜爵副委員長が「台湾の開催権剥奪はかえって台湾内で正名国民投票を激化させる可能性があり、今年末の地方選挙などにも影響を及ぼしかねない」としたが開催権剥奪を防ぐことができなかった。

劉委員長は「国際オリンピック委員会(IOC)が去る5月、『中華台北』という名称は変えることができないものであると決めた」とし「それでも台湾は国際社会の規範を無視して国民投票を推進している」と話した。

中国国務院台湾事務弁公室も「台湾の正名国民投票はオリンピック規則を破壊するもの」としながら「このような規則の破棄は容認できないということを台湾社会に理解させなければならない」と話した。

台湾各界では非難声明があふれた。

蔡英文総統は「中国が政治的パワーを利用して野蛮的に台中の東アジアユースゲームズ開催をボイコットした」とし「このように経た待遇を受け入れてはいけない」と話した。

国民党の洪孟楷報道官も「政治はスポーツに介入してはいけない」として対中国批判の隊列に合流した。

台中市は声明を通じて「大会参加を準備してきた選手たちと全台中市民の努力を無駄にした」とし「大会を中止た原因は中国の圧力であることは明らかだ」と主張した。

台中市は東アジアユースゲームズのための競技場建設に、これまで7億台湾ドル(257億ウォン)を投じているという。(機械翻訳 若干修正)


(中央社フォーカス台湾 2018/07/24)

(略)日本の理事は、この段階で大会の中止を決めるのは急過ぎると指摘し、アジア競技大会(8月開幕)が終了してから改めて協議するべきだとして投票を棄権したという。(略)

外交部(外務省)の李憲章報道官は、投票を棄権した日本に対し謝意を示した