(朝日新聞 2018/07/13)

 中国各地で2015年以降に日本人がスパイ行為などを疑われて相次いで拘束された事件で、遼寧省丹東市の中級人民法院(地裁に相当)は13日、丹東で拘束された神奈川県の50代男性に対して、刑法のスパイ罪などで懲役5年の実刑と服役後の強制国外退去処分などの判決を言い渡した。日中関係筋が明らかにした。

 一連の事件で起訴された8人のうち、愛知県の50代男性に対しては浙江省杭州市の裁判所が10日に懲役12年の実刑を言い渡しており、今回が2件目となる。

 神奈川県の男性は15年5月に拘束された後、翌16年8月に起訴され、同年11月に初公判が開かれた。男性を知る関係者によると、男性は在日朝鮮人の父と日本人の母と一緒に北朝鮮に渡ったが、その後脱北して01年に日本に戻り、日本国籍を取得した。日本の情報機関と以前に接触していたという情報もある。ただ男性のどのような行為が罪に問われたのか、男性の認否などは明らかになっていない。

 この日の判決は非公開で、言い渡しは日本語通訳を交えて30分以内に終了した。男性には中国人の弁護士がついたという。

 丹東は北朝鮮に接する貿易都市で、周辺には国境を守る軍事関連施設がある。また脱北者が中国以外の第三国に逃亡するために多く潜伏しているとされる。(丹東=平賀拓哉)


韓国では朝日新聞の記事を引用して、通信社『聯合ニュース』と公共放送局『韓国放送公社(KBS)』が報道していますが、早速、「前・前々政権に協力した脱北者」調査(狩り?)が行われるかもしれませんね。