(スポーツソウル 韓国語 2018/07/03)

「独島が描かれた韓半島旗を持つ。」

南北合同入場と一部種目の単一チーム構成が決定した2018ジャカルタ‐パレンバンアジア競技大会(開会式8月18日)で、独島が表記された韓半島旗(朝鮮半島旗 統一旗)を使用する問題が国際的な問題に浮上する見通しだ

大韓体育会イ・ギフン(李起興)会長は、ジャカルタ‐パレンバンアジア競技大会開幕を39日後に控えた10日、忠清北道鎮川の国家代表選手村で開かれたメディアデー行事で、独島が描かれた韓半島旗を使用すると公言した

ムン・ジェイン(文在寅)政府発足後、韓半島(朝鮮半島)に平和ムードが続く中、南北はカヌードラゴンボート男子200-500-100m、女子200-500mと漕艇女子8人乗、女子バスケットボールの計3種目で単一チームを構成する。去る平昌冬季オリンピックに続いて開幕式でも合同入場する。単一チームがメダルを獲得した場合、南北は授賞式で韓半島旗を使用する。合同入場をする時も同じだ

大韓体育会は、この時に使用する韓半島旗に独島を挿入するという構想だ。去る3日、本紙は『窓と槍』コラムを通じてアジア競技大会では独島が描かれた韓半島旗を使用することが望ましいという主張を展開した(下記)

南北当局もこのような時代的名分に従うことに同意を集め、大韓体育会は先月28日にインドネシア,ジャカルタで開かれたアジアオリンピック評議会(OCA)、アジア競技大会組織委関係者を含めた4者会議を通じて『独島表記韓半島旗』を使用するという意見を提示した。

OCAはこれに対し難色を示した
国際オリンピック委員会(IOC)が先の平昌冬季オリンピックで政治的な理由で『独島表記韓半島旗』を承認しなかった事例があるためだ日本との政治的問題を引き起こしかねないという理由のためだ。当時、IOCが男子アイスホッケー代表チームの帰化選手マット・ダルトンのヘルメットに描かれたイ・スンシン(李舜臣)将軍の絵を許諾しなかったのも同じ脈絡だ。IOCをはじめとする国際サッカー連盟(FIFA)などの国際体育団体は、スポーツで紛争の素地がある政治介入を徹底して禁止している。

OCAの反対にも、南北は韓半島旗に独島を必ず入れなければならないという主張で共感を形成している。歴史認識の面で志を同じくしているためだ。今月4日に平壌で開かれた体育会談でノ・テカン文化体育観光部(省に相当)第2次官と北側のウォン・ギルウ体育部副相をはじめとする代表陣が衆知を集めた。結局、大韓体育会は9日、OCAに公式に意見書を提出した。イ会長は「私たちは独島表記を望んでいる。OCAではIOCの慣例に従ってしないという。だが、私たちが合同入場をする状況でOCAがこれを禁止することも、また、政治的な介入だと思う。独島は私たちの領土で、実効的に私たちが支配している。それで南と北が共に強力に要請することで合意をした」と意見書を送った背景を説明した。

韓半島旗は、1990年の北京アジア競技大会の際に単一チームを構成するための体育会談で初めて作られた。1989年3月9日の1次会談を皮切りに1990年2月7日に開かれた9次会談を経て韓半島旗が初めてデビューした。その時までは日本との領土紛争が水面上に現れていなかったために韓半島の島嶼を済州島だけ表示した。しかし、南北が独島が描かれた韓半島旗を使用した事例もある。2006トリノ冬季オリンピック、2007長春冬季アジア競技大会で合同入場する際には韓半島旗に独島が明確に描かれていた。政府が日本の独島領有権の主張に断固として対応した時であった。当時は独島韓半島旗を使用したが大きな制裁なしに過ぎた。

OCAが南北の要請を受け入れる可能性は現実的には大きくない。大韓体育会関係者は「OCAはすでに難色を示している。反対の立場が突然賛成に変わることは容易ではない。OCAの立場では上位組織であるIOCが判断した事項に反する決定を下すことも難しい」と冷静に現実をつきながらも「それでも政府、大韓体育会次元で独島表記を簡単に放棄できないという結論を下した。北側も意見を共にした。万が一、独島が描かれた韓半島旗を使用できないとしても、最後まで私たちの意見を主張しなければならないという声が大きかった。(この部分もスポーツソウルがコラムを通じて主張した内容と一致する。)公式に意見書を要請したのも、このような観点で見れば良いようだ」と内部の雰囲気を伝えた。

大韓体育会のトップであるイ会長が多くの取材陣が集まったメディアデーで「独島は私たちの領土」と強く主張したのも同じ脈絡と理解することができる。国際社会と日本に向けた韓半島のメッセージである

OCAは早ければ今週、遅くとも来週初めには独島表記の韓半島旗に対する最終方針を通知する見通しだ。(機械翻訳 若干修正)


 [コ・ジンヒョンの窓と槍] 韓半島旗と独島…客観的事実より重要な執拗な意志
(スポーツソウル 韓国語 2018/07/03)

間近に迫った2018ジャカルタ‐パレンバンアジア競技大会の南北単一チーム構成の動きが忙しい。南北体育関係者は先月28日、ジャカルタでアジアオリンピック評議会(OCA)、アジア競技大会組織委関係者を含めた4者会議を開き、バスケットボール、カヌー、漕艇の3種目で南北単一チームを結成することで合意した。時間が切迫していたために単一チーム構成が3種目にとどまったのが多少残念ではあるが、スポーツが再び平和の価値を具現することができることになり、うれしいことこの上ない。ただし、南北合同入場で団旗として使用する韓半島旗(朝鮮半島旗 統一旗)に対する明快な仕上げが行われず心が安らかでない。

韓国と北韓(北朝鮮)は韓半島旗に独島を明記しようと主張している。独島を実効的に支配している韓国は、独島領有権を全方向的に主張する日本の横車が強くなっている状況で、韓半島旗の修正が避けられないという立場だ。歴史認識が格別な北朝鮮も韓国と志を同じくしているのはもちろんだ。2018平昌冬季オリンピックの時も独島が表示された韓半島旗に執着した北朝鮮だ。結局、韓半島旗の修正は時代の変化が生み出した産物として受け入れなければならないというのが共通した見解だ

韓半島旗の歴史はかなり長くなった。1988ソウルオリンピックに参加していない北朝鮮が、1990北京アジア競技大会の単一チーム参加議論のために提案した体育会談で作られた。1989年3月9日の1次会談を皮切りに1990年2月7日に開かれた9次会談を経て基本合意書が作成されたが、その産物の一つがまさに韓半島旗である。当時には日本との独島問題が浮上しておらず韓半島の島嶼を済州島一つで象徴的に表示することにしたことが結局、不幸の種になってしまった

しかし、今は状況が変わった。韓・中・日の領土紛争が激しくなっている時点で、独島が抜けた韓半島旗は別の見方をすれば、ミスを離れて元に戻すことはできない歴史的な誤りとして残りかねないという点を肝に銘じなければならない。領土紛争の根幹はほとんどが歴史問題から始まる。一時、韓国は独島を実効的に支配しており、この問題を表ざたにせずに過ごそうとしてきたが、これは誤った政策ということが天下にあらわになった。その間、日本は歴史的事実を無視したまま、無理強いをする戦略を推し進めたし、一段さらに上がって独島が日本領土という誤った事実を頭の中に注入させる教育的洗脳までしているのが実情だ。このような状況で独島が抜けた韓半島旗はややもすると事故や変事が起きかねない。日本の誤った歴史意識を正当化させる重要な口実になり得るためだ

教育的洗脳は理性を麻痺させ、領土が口実となった歴史問題はややもすると人類の最も大きな災難である戦争に突き進みかねない。歴史歪曲には想像を越える“ビッグピクチャー”が隠れているはずだ。中国が東北工程と遼河工程に心血を注いでいることも、考えて見れば多分に韓半島を意識した緻密な戦略に他ならない。少数民族の分離独立を最も警戒している中国としては、主体性が高い東北3省の朝鮮族に気をつかうしかない。ややもすると、南北が統一された場合、これらの分離・離脱を決して排除できないため、歴史歪曲を通じてこれらと中国が一根という歴史意識を執拗に強制しているのだ

2018ジャカルタ‐パレンバンアジア競技大会になびかせなければならない韓半島旗は、このように体育の問題をふわりと越える重大な事案だ。OCAはスポーツが政治に振り回されてはいけないという国際オリンピック委員会(IOC)の論理バトンを受け継いで、既存の韓半島旗使用を提案するだろうが、韓国と北朝鮮は断固たる立場を堅持しなければならないというのが筆者の考えだ。たとえ独島が表示された韓半島旗が水の泡となるとしても、その要求自体が日本の独島領有権の主張にブレーキをかける韓民族の生きた歴史として残るためだ。歴史は時には客観的事実より執拗な意志がさらに重要だというのが辛い歳月が教えてくれた貴重な教訓だ。(機械翻訳 若干修正)