(SBSニュース 韓国語 2018/06/27)

全世界がともにするお祭りであるワールドカップで旭日旗が登場して国民の公憤を買った中、日本のある文筆家が“言いがかり”と表現しました。

現地時間で26日、日本のスポーツメディア『東京スポーツ』は〈“旭日旗狩り”韓国だけで通じる「戦犯旗」の概念〉という題名の記事を送りました

メディアは、ソ・ギョンドク(徐敬徳)誠信女子大学校教授が旭日旗論議についてSNSに「FIFAに、より強力な措置をとるよう、抗議する計画」と発言したことを置いて、「ソ教授は執拗に旭日旗を『戦犯旗』と呼び、非難する人物」と紹介しました。

作家の但馬オサムはこのメディアに「韓国では日本の旭日旗を戦犯旗と言って、日本の侵略戦争のシンボルと位置づけていますが、言いがかり」とし「韓国が日本を非難するときに使う戦犯国という言葉は国際通念上存在しません」と明らかにしました。引き続き「戦犯旗という語は韓国人の間だけで通じる造語」と付け加えました。

メディアは、旭日旗が日本陸軍や海上自衛隊が使用してきたことから、軍事の象徴ではあったが、決して軍国主義の象徴ではなかったと釘をさしたりもしました。

但馬作家は、これに先立ち、去る2014年に韓国サッカーに対して「審判を買収していた」「ラフプレーだ」という発言をしたことがあります。また「なぜ韓国が出場する試合は、こうも後味が悪くなることが多いのか」という発言をして国内で非難を買いました

問題の旭日旗が登場したのは、去る25日、2018ロシアワールドカップH組の組別リーグ第2節、日本とセネガルの試合でのことでした。当時、日本がセネガルに1対2でリードされている中、本田圭佑選手がゴールを入れると、観客席で日本サッカーファンの一部が大型旭日旗を力強く振る姿が、そのまま電波に乗って論議が起きました。

国際サッカー連盟(FIFA)は競技場の中で政治的象徴物やメッセージを表現することを厳格に禁止しています。

特に相手チームに侮辱感を与えたり、政治的と認識されるスローガンを示す行動はFIFAの規定に外れる行為です。

これに先立ち、日本は昨年4月に開かれたアジアチャンピオンズリーグの水原三星と川崎フロンターレの試合でも旭日旗を広げ、アジアサッカー連盟から約1千7百万ウォンの罰金の懲戒を受けたことがあります。『ニュースピック』でした。(機械翻訳 若干修正)


 W杯でまた不毛な“旭日旗狩り”韓国だけで通じる「戦犯旗」の概念
(東スポweb 2018/06/26)

 韓国の誠信女子大の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が25日、SNSに「ロシアW杯の日本―セネガル戦で日本の応援団が、また“戦犯旗”を使って応援をしたという情報提供を受けた。どうしてこんなに無知なことができるのか。今回もFIFA(国際サッカー連盟)に、より強力な措置をとるよう、すぐに抗議連絡を取る予定です」とコメントした。

 徐教授は執拗に旭日旗を「戦犯旗」と呼び、米紙ニューヨーク・タイムズに広告を出すなど、世界で日本バッシングを発信し続けている人物だ。

 韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏は「徐教授は今月、JALの機内食の容器のフタを『旭日旗デザインだ』などとして苦情メールを送ったばかりなのに、またですか。韓国では日本の旭日旗を戦犯旗と言って、日本の侵略戦争のシンボルと位置づけてますが、言いがかり。戦犯という言葉はありますが、韓国が日本を非難するときに使う戦犯国という言葉は国際通念上存在しません。ましてや戦犯旗という語は韓国人の間だけで通じる造語です」と語る。

 旭日旗は日本陸軍や戦後の海上自衛隊が使用してきた経緯から、日本では軍事の象徴ではあったが、決して軍国主義の象徴ではなかった。旭日旗うんぬんは実は中国で時々問題になるだけで、韓国ではそれほど大きな問題ではなかった。

 但馬氏は「何度も指摘しているように、旭日旗問題というのは、2011年のアジアカップの日韓戦でゴールを決めた奇誠庸(キ・ソンヨン)が行った日本人を侮辱する猿のジェスチャーが問題視されたとき『観客席に旭日旗が見えてカッとなった』と言い訳をしたことに発します。韓国はこれを大きく取り上げ、内外に向かって“旭日旗狩り”を呼び掛けるようになっただけです」と指摘した。