(読売新聞 2018/06/16)

 米政府が出資する放送局「ラジオ自由アジア」(RFA)は14日、中国・チベット自治区の住民たちが中国国歌の暗唱を強要されていると伝えた。7月1日に迎える共産党創設の記念日を前に、覚えられない場合は罰金を科す措置が取られているという。


 RFAによると、この措置は5月から自治区全域で始まった。国歌を覚えるほか、共産党をたたえる歌を歌う活動への参加も義務づけられている。自治区の農村などでは、現地のチベット語で生活する人々が多く、中国の標準語である「普通話」や歌詞を理解できない人もいる。しかし暗唱できなかったり、活動に参加しなかったりした場合は100~500元(約1700~8500円)の罰金が徴収されるという。

2018年03月08日