(聯合ニュース 韓国語 2018/06/09)

・議会訪問客の足が途絶えた午後5~8時の展示…「日本側の執拗な妨害のせい」
・ニューヨーク韓人会長「3回の拒絶の末に成し遂げた成果」…米議員「慰安婦少女記憶しなければ」

日本軍慰安婦おばあさんを賛える『平和の少女像』が7日(現地時間)、アメリカ連邦議会に“びっくり”登場した

平和の少女像は、すでにアメリカ内の4か所に設置されたが、アメリカの民主主義と人権の象徴である連邦議会(United States Capitol 国会議事堂)で展示されたのは今回が初めてだ

昨年10月、ニューヨーク市マンハッタン地区のニューヨーク韓人会館で除幕式を行った『マンハッタン少女像』が、しばしの間移動してきて、連邦下院の訪問者センター(Capitol Visitor Center)に席を占めたのだ。

巡回展示を念頭に置いて移動が可能なように製作されたマンハッタン少女像の初めての外出だ

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▲『マンハッタン少女像』米連邦議会展示
7日、アメリカ,ワシントンDC連邦議会訪問者センターで行われた『平和の少女像』展示会の参加者が記念撮影をした。少女像の左側はキャロライン・マルロニー(民主・ニューヨーク)連邦下院議員であり、その左側は展示行事を主管したキム・ミンソン,ニューヨーク韓人会長。

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▲『マンハッタン少女像』米連邦議会展示
7日(現地時間)、アメリカ,ワシントンDC連邦下院の訪問者センターで行われた平和の少女像展示行事にジュディー・チュー(民主・カリフォルニア、前列左側から4番目)連邦下院議員が参加して発言している。

しかし、展示は公式業務が終わり、議会訪問客の足取りが途絶える午後5時からわずか3時間だけ行われた

これは、平和の少女像がアメリカ議会に姿を現して議会訪問客の目につくことを反対した日本の執拗な妨害と無関係ではない

マンハッタン少女像の議会展示を主管したキム・ミンソン,ニューヨーク韓人会長は8日、聯合ニュースとの通話で「去る8か月間、日本側の反対と妨害は話にもならないほど激しかった」とし「今回の展示は3回の拒絶の末に成し遂げた成果」と話した。

展示当日にも日本側団体は午前から議事堂の前で抗議集会を行うと申告して、議会警察が万が一の事態に備えたりしたという

すると、少女像の展示を後援した6人の下院議員のうち、ある議員は外交問題に飛び火することを心配して行事の取り消しを勧めたりもした。

キム会長は「日本は少女像の展示を防ぐために、慰安婦問題を韓日間の外交問題に追い込むやり方でアメリカ議員を圧迫した」としながら「しかし、少女像は女性の人権侵害の歴史的象徴として意味を込められている」と話した。

展示会には、次期下院外交委院長として有力なジョー・ウィルソン(Joe Wilson)(共和・サウスカロライナ)議員とキャロライン・マルロニー(Caroline Mulroney)、ジョゼフ・クローリー(Joseph Crowley)、グレース・メン(Grace Meng 孟昭文。中国系2世。夫は韓国系 ウェイン・カイ(Wayne Kye)桂鐘源)(以上民主・ニューヨーク)、ジュディー・チュー(Judy Chu 趙美心。中国系2世。夫は中国系マイク・エング(Mike Eng)伍国慶)(民主・カリフォルニア)議員が参加した。

クローリー議員は「日本軍慰安婦問題は戦争期間に韓国の少女が性奴隷として人権蹂躪にあったこと」としながら「この問題に全世界が沈黙してはいけない」と話した。

マルロニー議員は「再びこのようなことが起きないためにも、慰安婦問題は必ず記憶しなければならない」と強調し、ウィルソン議員は「慰安婦問題は女性の人権に対する問題」という見解を明らかにした。

チュー議員は「今回の展示は日本の執拗な妨害の中でも成功裏に行われた」とし「強制的に性搾取にあった少女を記憶し、このようなことが繰り返されないように努力しなければならないだろう」と話した。

メン議員も「一女性として慰安婦問題の痛みに共感する」とし「今日の少女像展示を基点に、これらの痛みを永遠に記憶していこう」と話した。

展示会には、ワシントンDCとバージニア、メリーランド、ニューヨーク、カリフォルニア、ジョージア州などから来た海外同胞100人余りが参加した。(機械翻訳 若干修正)

2018年05月15日