(ニューシス 韓国語 2018/05/23)

今月初めに国内の日本ドラマファンの間で問題になった『孤独のグルメ シーズン7』の国内ロケを韓国観光公社が誘致したことが明らかになった。今回のドラマPPL(製作協賛)が日本の訪韓市場活性化にどれくらいプラスになるのか注目される

観光公社は最近、日本で再点火した韓国観光ブームをさらに育てるため、今年1月からこのドラマの国内撮影を推進し、『韓国出張編』の撮影を成功裏に終え、6月1日(シーズン7の第9話全州)と8日(第10話ソウル)の合計80分間、日本全域に放送すると23日、明らかにした。

『孤独のグルメ』は、中年ビジネスマンである主人公『井之頭五郎』が出張先で料理を体験する話を盛り込んだ谷口ジロー(1947~2017)の同名人気漫画を劇化した。(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)

2012年に初めてドラマになって大人気を享受し、今年のシーズン7(合計12話)まで続いている。韓国をはじめ、中国、ドイツ、スペイン、ブラジルなどにも輸出され、全世界にわたって多くのファンを保有している。

韓国出張編は、井之頭が伝統工芸品を輸入するために韓国に出張に来て、ソウルで豚カルビ、全羅北道全州市でビビンバなど韓国伝統料理を味わう内容だ

国内撮影は観光公社が支援し、7~10日にソウルと全州市のマッチプ(おいしい店、おすすめの店の意)で行った。非公開の撮影だったが国内ファンたちの撮影目撃談がソーシャルネットワークサービス(SNS)でリアルタイムに広がり、一部メディアが目撃談にもとに、このドラマの国内ロケと歌手ソン・シギョン(39)、女優パク・チョンア(37)が特別出演するという話を報道して注目された。

テレビ東京の川村庄子PDは「韓国出張編を以前から考えてきましたが、夢が叶いました。ドラマ撮影がこのように大きな反響を呼んで、(韓国ファンが)歓迎してくれると全く思わなかった」と驚いた。彼女は「韓国出張編は2週連続で放送する予定ですが、韓国においしい料理がとても多くて物足りなさが残った。ぜひ韓国出張編第2弾を企画したい」と伝えた。
※「韓国出張編に行ってみたいと常々思いつつ、その夢がやっと叶いましたが、地元の皆さまの五郎さんへのまさかの大きな反響と歓迎ぶりに驚くばかりでした。松重さんの前で、五郎さんの真似をしてみせるおじさままでいらっしゃったり...。韓国編は2週連続で放送しますが、美味しいものがたくさんありまだまだ食べ足りません。第二弾をぜひ企画したいと思いました」(ザ・テレビジョン 2018/05/22)

主演俳優の松重豊(55)は「韓国でこのドラマの認知度は、私の予想をはるかに越えて驚いた」と歓迎した。
※「韓国でのこのドラマの認知度は、我々の予想を遥かに超えました。街行く酔漢に『コドッカンミシッカ』(孤独のグルメ)と連呼されるとは!」(オリコンニュース 2018/05/22)

観光公社はこのドラマの人気と波及力から見て、韓国出張編の放送が日本人の訪韓心理を大きく刺激するものと期待している

過去の問題と北核問題などで冷え切った日本内の訪韓市場は、3月に既存最高値であった2012年10月の記録を約5年半ぶりに更新して復活を知らせた。4月にもこのような基調は続いて昨年同期より20%以上増加した。これは『2018平昌冬季オリンピック』の成功開催、韓半島(朝鮮半島)の平和の雰囲気などが日本人の訪韓旅行の不安感解消、訪韓イメージなどに肯定的に作用したおかげと分析される。

イ・ハクジュ観光公社日本チーム長は「最近、訪韓日本人観光客が大幅に増加しつつある中で、今回の人気ドラマの韓国誘致が日本人旅行客の増加と訪韓商品の活性化を加速する契機になるものと期待する」とし「今後も最上級の認知度の日本現地テレビ番組のロケと国内観光素材を組み合わせて日本で韓国観光ブームをつくる」と伝えた。

一方、観光公社は今回のPPLと関連した費用などは明らかにしなかった。(機械翻訳 若干修正)


また“韓流”のごり押しをしていると“嫌韓流”になってしまいますよ。