(国際新聞 韓国語 2018/05/04)

釜山市東区の日本総領事館前に労働者像を設置する問題をめぐり、市民団体と政府が初めて会って協議した。最初の対話で妥協点を見つけることはできなかったが、市民団体は今後の対話の可能性を残しておいた。地域社会の元老また、この問題に対する仲裁に出て、解決策が出てくるのか注目を集めている。

東区は4日午後1時、東区庁で積弊清算釜山運動本部(以下、運動本部)関係者3人と外交部(省に相当)東北アジア1課長、行政安全部地方行政政策官など5人が集まって議論したと明らかにした。政府と運動本部側が会い、労働者像問題を議論したのは今回が初めてだ。労働者像の位置問題が対話の主題であった。運動本部は去る1日、日本総領事館前の平和の少女像から約40m離れた地点まで労働者像を押して行ったが、警察が食い止めると、幅2mの歩道上に臨時設置を宣言した

会議出席者の話を総合すると、政府は労働者像位置移動を提案した。釜山駅と釜山港国際旅客ターミナル日帝強制動員歴史館が代案敷地として議論された。この2か所(3?)は流動人口が多いところである上、徴用労働者を日本に送った前哨基地だっただけに、歴史的背景を備えているという趣旨だ。労働者像の設置および管理に予算を投入できるとも提案した

だが、運動本部側はこれを受け入れなかった。運動本部キム・ジェハ常任理事は「歴史性でいえば日本総領事館前が最も適切な場所だ。政府の提案は、日本側の要求による品揃え合わせに過ぎない」と話した。キム理事は「ただし、要請があれば政府と対話を続けることはできる」と付け加えた。

運動本部は対話に先立ち、この日午前、東区庁を抗議訪問した。この席で運動本部所属労働者像建立特別委キム・ビョンジュン執行委員長は「場所交渉に先立ち東区が警力出動を要請したことに対する謝罪からしなければならない」と促した。

労働者像設置をめぐって対立が続きながら、これを心配する声も出ている。市民社会と大学、言論界の元老で構成された釜山地域統一元老(以下、統一元老)は、この日午前10時、日本総領事館近くの民主市民教育院で記者会見を行った。これらは、先月27日に板門店で開かれた南北首脳会談後、平和の雰囲気が熟する中、唯一釜山だけ労働者像設置で問題を抱えていることに憂慮を表明した。民族広場ペ・タチ常任議長は「労働者像設置の時期と場所をめぐって対立しているが、対話を通じて十分に解決することができる。市民団体と政府、釜山市、警察など機関が一か所に集まって対話の場を開いて解決策を見出すことを促す」とし「その過程で必要ならば私たち元老が仲裁に出る意向もある」と話した。(機械翻訳 若干修正)


(CBSノーカットニュース 韓国語 2018/05/04)

釜山の強制徴用労働者像の設置問題をめぐり、政府と釜山市が市民社会団体関係者に初めて会って、労働者像を釜山駅近くに移す案を提示したが、これといった合意点を見出すことができなかった。

釜山市東区などによれば、4日午後1時頃、東区庁で行政安全部(省に相当)と外交部、釜山市関係者などが釜山強制労働者像推進委員会関係者と会った。

この席には、行安部地方行政政策官と外交部東北アジア1課長、釜山市企画行政官、東区副区庁長などが参加し、労働者像の設置位置などについて議論した。

外交部関係者は「労働者像を日本総領事館前に設置することは国際礼譲に反する」という立場を繰り返しながら「維持・管理次元でも労働者像を釜山駅前に設置すること」を推進委員会に提案した。

釜山市も「労働者像を路上に設置するのは犠牲者に対する礼ではない」とし「今回のことを契機に日本にも韓国国民の意思が十分に伝わった」とし、労働者像移転の設置案を提示した。

だが、推進委関係者は「日本が謝罪していないため、労働者像は日本総領事館前に設置するのが正しい」という従来の立場を改めて明らかにしたという。

結局、両者はこれといった結論を下せないまま、労働者像設置問題を議論するために連絡を継続しようという原則的な立場だけを交換したという。

東区庁関係者は「外交部など政府関係者に市民団体と直接会うなど、積極的な問題解決姿勢を見せてほしいと要請した」とし「結局、双方が会い、代替敷地など代案についての議論が交わされたが、これといった結論は出なかった」と話した。(機械翻訳 若干修正)

2018年05月02日