(聯合ニュース 2018/04/09)

 韓国の新たな駐大阪総領事に9日任命された呉泰奎(オ・テギュ)氏(57)が、旧日本軍の慰安婦問題を巡る両国の認識の違いを埋めることに取り組みたいとの抱負を示した。呉氏は昨年7月に慰安婦問題を巡る韓日合意を検証する外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)の委員長に就任し、同年12月、合意は「被害者の意見を十分に集約しなかった」などと指摘する内容を盛り込んだ報告書を発表した。

 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官から任命状を受け取る前、記者団に述べた。

 呉氏は慰安婦問題について、「それなりにその問題に関わった者として、特に民間レベルの認識の差を埋めることに努力したい」と強調。「それ(慰安婦問題)だけでなく、韓日の国民の間で(相手に対する)認識が非常に悪くなったが、公共外交の面からそういった部分をどうしたら良い方向に進ませるかが最も大きな悩みになると思う」と述べた。

 慰安婦合意を検証した人物が駐大阪総領事を務めることは適切ではないとの指摘については、「そう考えることはあり得ると思う」とした上で、「日本の問題は慰安婦問題だけではなく、幅広くやって来たため生かしていきたい」とした。また、「良い予防注射を受けて(日本に)行くと思う」として、「それ(指摘)を認識しながら(日本と)良い関係をつくるようにする」と述べた。

 呉氏は在日コリアンが多く暮らし、大勢の韓国人観光客が訪れる大阪の総領事として、在日や韓国人訪問客の権益や安全問題に注力する考えも示した。

 元記者の呉氏は2002~04年、革新系ハンギョレ新聞の東京特派員を務めた。文在寅(ムン・ジェイン)政権の事実上の政権引き継ぎ委員会の役割を担った「国政企画諮問委員会」の社会分科委員としても活動した。

【記事追加】
(中央日報 2018/04/09)

   新任の呉泰奎(オ・テギュ)駐大阪総領事が慰安婦問題に関し、民間レベルの認識の隔たりを解消するのに努力すると抱負を明らかにした。 

  韓日慰安婦合意検討タスクフォース(TF、作業部会)委員長を務めた呉総領事はこの日、ソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎で康京和(カン・ギョンファ)外交部長官から任命状を受けた。 

  これに先立ち呉総領事は記者らに対し、慰安婦問題について「その(旧日本軍慰安婦)問題に関与した者として、特に民間レベルの(韓日間の)認識の隔たりを狭めることに努力したい」と述べた。また「(慰安婦問題で)韓日間の国民の間でいろいろと認識が悪化した。そのような部分をどう改善できるかが最も大きな悩み。特に公共外交レベルでも(認識の違いが存在する)」と説明した。 

  慰安婦TFを引き受けた委員長が日本で総領事を務めるのは不適切だという指摘については「委員長が(総領事として)行くと言った時(このような意見が出てくるのは)妥当」とし「しかし慰安婦だけでなく幅広く日本問題に携わってきた。良い予防注射を受けた効果があると考える。それを良い基礎として良い関係を構築する考え」と答えた。また呉総領事は在日韓国人と韓国人観光客が多い大阪の総領事として在日韓国人と観光客の権益および安全問題に注力し、韓半島(朝鮮半島)問題にも力になりたいと明らかにした。 

  呉総領事はハンギョレ新聞の論説室長および中堅ジャーナリストの会「寛勲(クァンフン)クラブ」の総務などを務めた言論界出身。記者時代の1997年-98年には慶応大法学部訪問研究員、2002年-04年には東京駐在特派員として過ごした。 

  昨年の文在寅(ムン・ジェイン)政府発足後、大統領直属の国政企画諮問委員会社会分科委員として活動した呉総領事は昨年7月、外交部長官直属の慰安婦合意TF委員長を引き受けて合意過程全般を検証した。昨年12月には「被害者の意見を十分に反映しなかった」という内容の結果報告書を発表した。


正式に任命されたんですね。

着任後は松井一郎大阪府知事に表敬訪問をすると思いますが、慰安婦合意の話は出るんでしょうかね。

2018年03月27日