(コリアデイリー/アトランタ中央日報 韓国語 2018/04/04)

先月30日、サム・パク(Sam Park 韓国系 ジョージア生まれ)ジョージア州下院議員の母親(Grace Park)の葬儀が執り行われたピーチツリー・コーナーズ(Peachtree Corners)のある葬儀場。篠塚隆駐アトランタ日本総領事は外交官としては唯一弔問し、式が終わった後には10人余りの州議員らと挨拶を交わした。一部の議員は腰を深く曲げる日本式挨拶で彼との親密なよしみを表わした。これを注意深く見ていたある韓国人弔問客は「在米韓人団体長も何人も来なかったが、日本外交官が初当選議員の慶弔事まで細心に取りまとめるのは本当に意外」と話した。

去る2月、新任アトランタ市長(ケイシャ・ランス・ボトムズ(Keisha Lance Bottoms)就任日 2018年1月2日)との初会談の席で少女像による経済報復に言及する程、執拗に少女像除去を推進している篠塚総領事は、ジョージア政界で広い人脈に通じている

彼は、州政府や州議会、地域政府や市民団体の公式行事はもちろん、主要人物の誕生日や葬式のような私的な行事まで、時間が重ならなければすべて直接出席することを原則としていることで知られている。アトランタ駐在のある外交官は「総領事の過密なスケジュールを取りまとめるのに、公館職員は過労による苦衷を吐露するほど」と話した。

篠塚総領事がジョージア政界の主な関係者たちと親交を築く過程とその結果は、彼がジョージア州経済開発局の職員たちとやり取りしたEメール交信内容によく表われている。

彼は去る2月5日、アビー・トゥラノ(Abby Turano)経済開発局副局長(the Deputy Commissioner for International Relations at the Georgia Department of Economic Development)に「来週の日曜日に我が家で日本生け花の展示とともに、最近日本に行ってきたジョージア州議員が訪問について発表する時間を持つ予定です。非常にお忙しいとは思いますが参加して下さるならばとても光栄と思います(あなたが生け花がお好きなことを知っています)」として行事招待Eメールを送った。

トゥラノ副局長が招待を受け入れながら、娘を連れて行っても大丈夫なのか聞くと、彼は娘が何歳なのか聞いて、同じ年頃の子供を伴う参加者まで紹介する細心さを見せた。

総領事官邸で開かれたこの行事で、トム・テイラー(Tom Taylor)、ジャン・ジョーンズ(Jan Jones)州下院議員は、昨年末の日本招待訪問の経過を発表した。

テイラー議員は昨年、唯一公開的に少女像に反対したし、今年はトヨタとマツダが少女像設置に激怒してジョージアを合弁工場候補地から外したという噂を流した人物だ(Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc. 工場はアラバマ州ハンツビル市に建設し、2021年の稼働開始)。また、日本で会った高位級自民党国会議員が今年1月にアトランタを訪問した際、ネイサン・ディール(Nathan Deal)州知事との面談を斡旋することもした。

ジョーンズ議員は、ジョージア初の女性州下院議長代行を歴任し、『最も影響力ある女性議員』という評価が付いて回る。

篠塚総領事はトゥラノ副局長との親密な関係を基に、経済開発局に総領事館主催の映画上映会の広報をお願いすることもした。第2次世界大戦中、ナチスの虐殺から逃れようとしていたユダヤ人難民を保護して『日本版シンドラー』と呼ばれる日本外交官(杉原千畝)についての映画(Persona Non Grata)で、試写会と一連の行事では、第2次大戦中の日本外交官の孫(杉原千弘)がアトランタ居住のホロコースト生存者(レオ・メラメド(Leo Melamed))と会う妙な場面が演出されたりもした。

篠塚総領事は昨年『リポーターニュースペーパーズ』(Reporter Newspapers)とのインタビューで『慰安婦は売春婦であった』という趣旨の発言をして韓日間の外交紛争までもたらした人物だ。このように韓国人には『妄言』で良く知られているが、この事件以降も彼は韓国人主要人物との関係まで愛情深くしてきたと見られる

篠塚総領事は、去る2月には韓米友好協会(America Korea Friendship Society)主催『ニューアメリカンヒーロー』(New American Hero)授賞式に参加した。この団体のパク・ソングン(朴先根 Sunny K. Park)会長(協会のサイトではBoard member)は昨年、篠塚総領事の『慰安婦は売春婦』発言が知らされると彼にEメールを送り、「あなたの嫌悪すべき発言も歴史を変えることはできない」としながら謝罪を要求したので注目を集めた。

昨年には、いくつかの韓国人団体が共同主催したジェームズ・レイニー(James T. Laney)大使(元駐韓米国大使)の90歳の誕生日のお祝いにも姿を現した。

このように外交力と経済力を基にブルックヘブン少女像の撤去に邁進している篠塚総領事は、本紙のインタビュー要請には答えなかった。(機械翻訳 若干修正)


 篠塚日本総領事、“少女像報復措置”威嚇
(コリアデイリー/アトランタ中央日報 韓国語 2018/04/02)

篠塚隆駐アトランタ日本総領事がケイシャ・ランス・ボトムズ(Keisha Lance Bottoms)アトランタ市長を儀礼訪問した席で、ブルックヘブン少女像によって日本企業のジョージア州進出が難しいだろうと言及した事実が一歩遅れて明らかになった。

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ブルックヘブン市関係者たちがやりとりしたEメールの内容によれば、篠塚日本総領事は去る2月、ボトムズ市長を儀礼訪問した席で、ジョージア州はブルックヘブン少女像のために2社の日本企業を誘致することができる機会をアラバマ州に奪われたし、自分も日本企業にアトランタ市やジョージア州進出を推薦しないと話した

篠塚総領事のこのような発言は、ブルックヘブン市の少女像設置に対する報復措置と解釈することができる。会合に参加したバネッサ・イバラ(Vanessa Ibarra)アトランタ市国際交流室副室長(Deputy Director- International Affairs & Trade)がブルックヘブン市のクラウディア・コーリーチョン対外協力官に篠塚総領事の発言を伝達した。

篠塚総領事の発言はボトムズ市長が会議場に入る前に出たが、イバラ副室長はミーティング後にボトムズ市長にこの内容をブリーフィングした

アトランタ市は、2月16日の表敬訪問の目的は贈り物を取り交わすということで、席にボトムズ市長の他、秘書室長とイバラ副室長が参加したと確認したが、この日に議論された内容についての記録はないと明らかにした。また“経済報復措置”威嚇に対しては議論後に立場を知らせると答えた。

一方、篠塚総領事は先月24,25日、少女像が設置されたブラックバーン公園(Blackburn Park)で開かれた『2018ブルックヘブン桜祭り』(Brookhaven Cherry Blossom Festival)に参加しなかった。今年の行事では毎年開かれてきた日本伝統文化公演もなかった

これに先立ち篠塚総領事は1月、ブルックヘブン市関係者たちをバックヘッドの総領事館に招待し、桜祭り期間中、少女像を隠してほしいと要請したが受け入れられなかったため不参加を決めたと見られる。篠塚総領事は本紙のEメールの質問に答えなかった。(機械翻訳 若干修正)


2017年06月27日
2017年06月29日