(釜山日報 韓国語 2018/03/28)

釜山の漁業者が韓日漁業協定の遅延ため22か月間、損害が雪だるま式に増えると、結局、対政府闘争を選択した

全国巻き網労組と5つの水産協同組合、釜山共同魚市場、仲買人協会、港湾運送労組所属の漁業者3000人余りは、来月4日午前、釜山市西区の共同魚市場で漁船150隻余りを動員して『釜山漁業者総決起大会』を開く

これらは、政府が韓日漁業協定の妥結を引き出すことができなかったり、交渉にならないなら破棄することを促した。また、格別の対策もなく交渉に進展がなければ、4月の休漁期の開始と共にソウル市光化門でも大々的な集会を行う可能性があると警告した。

漁業者は政府の交渉力の不在で韓日漁業協定が長期間漂流し、釜山水産業が崩壊直前にきたと指摘した。特に国内サバの95%以上を供給する大型巻き網業界は、漁獲不振に船会社1社が不渡り処理されるなど、次々に倒産する境遇だと訴えている。

このため、巻き網漁船員1700人余りを含めて3万人余りの関連従事者の雇用も脅かされることになったというのが、これらの主張だ。

漁業者はまた、韓日漁業協定を決着させることが出来ていない状態で、海洋水産部(省に相当)がサバの(漁獲)禁止体長を21㎝から24㎝、タチウオは18㎝から21㎝に増やそうとする試みは、政府の卓上行政に過ぎないと反発した。

全国巻き網船員労組ファン・チュンオク委員長は「船員も資源管理の必要性に共感するが、今回の事態の根本的な原因は韓日漁業協定の決裂にともなう漁場縮小のため」としながら「過去に日本水域で操業が可能な時は、最近問題になった稚魚が多量に獲られることはなかった」と主張した。ファン委員長はまた「政府がこのような問題点を無視したまま『小さいのを獲るな』『区分して獲れ』と強要するのは現実を無視した処置」と声を高めた。


以前も「協定を破棄せよ」と言っていましたが↓、「協定がなければ勝手に獲って良い」と思っているんですかね。
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