(韓国日報 韓国語 2018/03/16)

北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の脅威に対応するため、ムン・ジェイン(文在寅)政府が出した核推進潜水艦(原子力潜水艦)の保有計画は、フランスのバラクーダ級(バラクーダ型 以下、シュフラン級)(5,300t)核推潜(以下、原潜)の独自開発に方針を固めた様子だ

15日、複数の軍消息筋によれば、海軍が昨年、原潜保有の可能性を把握するために民間研究機関に発注した研究用役の報告で、このような結論が出たことが確認された。

最終報告書は19日頃、海軍に公式提出される予定だ。

この研究機関は報告書で、国内技術で原潜開発が可能だと結論を出しており、フランスのシュフラン級潜水艦の開発を目標として提示したある関係者は「アメリカなど原潜保有国からの導入や賃貸の可能性についても検討したが、ひとまず国内技術でも開発が可能だと最終判断した」と明らかにした。原潜保有国が原潜を他国に輸出した前例はなく、今後も期待することは難しいという現実が反映されたものと見られる。

フランスのシュフラン級の開発を目標に提示したのは、アメリカのように高濃縮ウランでなく、低濃縮ウラン(濃縮度20%以下)を燃料として使用するためだ。国内に低濃縮ウラン使用の原子炉技術がすでに相当部分確保されており、ウラン濃縮を20%未満に制限した韓米原子力協定違反論議もある程度避けることができるということだ。

海軍は昨年8月、この研究機関に原潜獲得方法と、国際法規など制約事項を避けることができる案を探すための研究を発注した。韓米首脳間の通話で原潜導入問題が議論された時期であるため、海軍が発注した研究用役の結果が、今後の原潜獲得の方向を提示する初の指標と見なされてきた。

ただし、今回の研究用役の結果、独自開発に必要とされる費用は、これまで観測された1兆~1兆2,000億ウォン(初導艦基準)を大きく上回ると分析されたことが分かった。これは、今後の原潜独自開発の推進力を落とす要因になる見通しだ。

北朝鮮のSLBMの脅威を相殺するために原潜が必ず必要だという海軍は、この報告書の公開を敬遠する雰囲気だ。来月末の南北首脳会談を控え、北朝鮮のSLBM脅威を浮上させることは困るという政務的判断からだ。政府関係者は「研究報告書を公開するかどうかをまだ決めていない」と話した。(機械翻訳 若干修正)


軍は北朝鮮の反応を気にしているようですが、北朝鮮はちゃんと、ムン大統領がどこを仮想敵にしているか分かってくれているはずですよ。

2017年08月23日
2017年05月12日