(聯合ニュース 韓国語 2018/03/13)
13日午前、安倍晋三日本総理とソ・フン(徐薫)国家情報院長の会談が行われた日本,東京都千代田区永田町の首相官邸。
この日の接見室の風景のうち、最近、韓国の主要人物が安倍総理と会談するために訪問した時と変わったことが一つあった。まさに椅子であった。
昨年5月、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の特使として派遣されたムン・ヒサン(文喜相)議員、そして昨年12月のカン・ギョンファ(康京和)外交部長官(外相)、ホン・ジュンピョ(洪準杓)自由韓国党代表が、ここをそれぞれ訪れた際に座った椅子は、安倍総理が座った椅子より低かった。
韓国使節が座った椅子はピンク色で、安倍総理の椅子は金色の花の模様で、椅子の高さも格段に差があった。
さらに、高い椅子の安倍総理が、相対的に低い椅子の韓国側訪問者を見下ろす格好になったのだ。
このため、安倍総理が韓国外交使節を“低めて対する”儀典をしたのではないかという批判が提起された。
このような形式の“椅子差別儀典”は韓国要人以外にも、最高級でない外国の人々と安倍総理が会談する際に続けられた慣行と知られた。
▲(左の上から時計まわり)ムン・ヒサン,ムン・ジェイン大統領特補、カン・ギョンファ外交部長官、ホン・ジュンピョ自由韓国党代表が昨年、日本首相官邸で安倍晋三日本総理に会った当時の写真。
しかし、この日、ソ・フン院長と安倍総理が座った椅子は金色の花の模様の椅子で、同一のものだった。
▲13日、ソ・フン国家情報院長が安倍総理に会っている様子(上)と会談場の椅子(下)。二つの椅子の模様と高さが同じだ。
韓日両国間で事前に調整が行われたのかは確認されなかったが、このような変化をめぐって様々な推論が提起された。
まず、現場を取材した日本記者の間では「韓国メディアの問題提起が受け入れられたのではないのか」と推測する声が出てきた。
南北および北米首脳会談という“世紀のビッグイベント”を控え、関連情報の共有を期待する日本政府が自ら“椅子差別儀典”を改善したのではないかという話も聞こえた。
これと関連し、日本首相官邸側は立場を明らかにしなかった。
ソ院長と安倍総理の会談は、当初15分間で予定されたが、4倍である1時間近く進行された。
安倍総理は会談で、韓半島(朝鮮半島)の非核化に向けた変化の動きと関連し、ムン・ジェイン大統領のリーダーシップに敬意を表わした。青瓦台(大統領府)は安倍総理がソ院長に北朝鮮と関連した状況、北朝鮮の現在の立場について詳細な部分まで質問し、非常に大きな関心を見せたと説明した。(取材補助:テラサキユカ通信員)(機械翻訳 若干修正)
座らしたれ。