(ニュースA 韓国語 2018/03/12)

[リポート]
フランス,パリで平和の少女像建立が推進されます。慰安婦被害者イ・ヨンスおばあさんがフランスで、その残酷だった実状を証言したのが契機になったのです。

ところが、韓国に設置された少女像を調べたところ、趣旨とは違い、平和とは距離が遠かったです。理由は何でしょう、パク・ゴンヨン記者と探ってみます。

[質問1-1] パク記者、最近、ソウルの真ん中でも少女像をめぐって一触即発の状況が起きたんですって。

はい、人々で賑わう弘益大学前で起きたことです。少女像をめぐって対立が広がりました

ここに少女像を設置するという建立推進委員会と、設立を反対する学校間の衝突が起きたのです

20180313110726No0000

[現場の音]
「止めないでください!大韓民国の国民ならば止めないでください!」

[現場の音]
「手続きを守ってください!法を守ってください!」

[質問1-2] どんな点のために少女像をめぐって対立しているのですか。

少女像の設置を推進する側は、弘益大学正門付近は国有地であるため、設置に問題がないと主張しています。

学校側は、外国人学生たちが不快に感じる可能性もあり、事前協議の手続きがなかったと反論しています

推進委側は、来月に少女像除幕式を再び試みる計画ですが。これも実現するかどうかは不透明です。

[質問2] 少女像設置をめぐって葛藤が生じる理由は何ですか。

去る2011年のソウル市の日本大使館前をはじめ、これまで全国に100体以上の少女像が設置されました。

少女像が設置されるところは、国や地方自治体が所有する土地がほとんどですが、設置に対する法的根拠がないばかりか、住民たちの反発などで各地で紛争が発生しています。

昨年、設置された大邱市の少女像の場合、道路法上、許可対象でないという区庁の反対に、設置の前日まで場所が確定しなかったこともありました。

[質問3] 設置に対する法的根拠がないということ以外にも問題があるそうですね。

はい、このように困難で設置されたなら、それだけ管理が徹底的に行われるべきでしょう。

ところが、事後管理が行われないという点がさらに大きな問題です。取材陣が訪れたソウルのある少女像の様子を映像で見てみましょう。

「ソウル市銅雀区にある少女像です。遠くからちょっと見ると、花束が置かれているなど市民の関心をたっぷり受けているように見えますが、近付いて見てみると、飲み残したコーヒーカップがこのように倒れています。手の甲には不法広告付着物の跡も残っています。流動人口が多い地域ですが、管理が切実に必要と見えます。」

20180313095642No0000
20180313095656No0000
20180313095722No0000

[質問4] 他の地域の少女像の場合はどうですか?

取材陣が見て回った少女像8か所のうち3か所は管理がきちんと行われていなかった状態だったです。

誰も責任を負わないため、市民が“少女像守護”を自任した所もありました

この市民は市庁に請願をしたが、反応がないと自発的に清掃を2年間しています。

[ミン・ヨンロク/東灘平和の少女像チキミ(守る人)]
「清掃したりする役人は全くいない状況です。それがうまくできていないから、私でも清掃をちょっとしなければならない。」

20180313095805No0000

[質問5] 市民の自発的な手助けに任せておくことは困難があると思うが、方法はないでしょうか?

解決策としては、少女像を公共造形物として登録し、地方自治体で管理をする方法が挙げられます。

だが、全国の少女像のうち公共造形物と指定された事例は、去る1月基準で12か所しかありません。

20180313095835No0000

少女像を設置して管理する過程で、政府と地方自治体が協力することができる法案が発議されましたが、国会通過は約束できない状況です。

誤った歴史を正し、平和な社会を作ろうという少女像の本来の趣旨を守ることができる管理体系の構築など、対策が必要と見えます。これまでパク・ゴンヨン記者でした。(機械翻訳 若干修正)


『反日ビジネス』だったり『愛国アピール』を目的に設置するんですから、後のことなんて知らないですよね。

2017年08月20日