(毎日経済 韓国語 2018/02/24)

去る20日、ソウル市の景福宮入口左側に位置する国立古宮博物館1階。2階の階段をゆっくり降りてきて周囲をきょろきょろ見回すと、展示室の3か所が目につく。第4展示室『大韓帝国室』と『企画展示室』、そして『天文科学室』。

しかし、いざ注目を最も長くひきつけるのはロビーの中間に斜めに横たわる立派な2台の御車だ。御車という言葉は最近はほとんど使われないため少しぎこちないが、別に表現すれば『朝鮮リムジン』ぐらいなる

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▲純宗皇帝御車(左)と純貞孝皇后御車。[写真提供=国立古宮博物館]


1台は大韓帝国第2代皇帝の純宗(1874~1926・在位1907~1910)が乗ったもので、他の1台は彼の妃である純貞孝皇后が乗ったもの。2台とも紅色で外観デザインが仲良く似ているが、1997年に文化財庁と現代自動車が5年をかけて修理・復元したものだ。

よく見回せば車体は鉄製ではなく木製だ。

外部は漆で塗装されていて、内と外は大韓帝国皇室を象徴する黄金の李(スモモ)花模様が描かれている。鼻が長くて細くて全体的な顔付きはまるで西部を舞台とする駅馬車を連想させる。

それでは、どちらが夫が乗っていた車で、どちらが妻が乗っていた車であろうか。判別は思ったより容易だ。大きさから違う。

純宗が乗った御車は大きくてどっしりしている男性的な気品が漂っているならば、純貞孝皇后の車は相対的に小さくて可愛らしい。左右前後をあちこち見回せば可愛いという感じを自ずと持つが、ブランドロゴを除けば、あまり大差のないような最近の車よりは、はるかに個性溢れている。

大韓帝国期、皇室で御車を輸入して乗り始めたのは概ね1910年代から。純宗皇帝が乗ったのはアメリカのゼネラルモーターズ(GM)が製作したキャデラックリムジンで、スペックは7人乗り、31.25馬力という。エンジンは8気筒で排気量は5,153㏄程度。全世界に20台だけ残っているこの貴重車は、1918年に製作されたので数え年とすれば100歳だ。

妻である純貞孝皇后のものも車種はリムジンだ。イギリスのデイムラーが製作した7人乗りの御車で、スペックは純宗のものに少し足りない。7人乗りであるのは同じだが、20馬力のエンジンは4気筒、排気量は3,309㏄。しかし、希少価値の面でははるかに上回る。1914年製なので、今年何と104歳の上、全世界に3台しかないという。国内で現存する最も古い車である。

『朝鮮リムジン』2台を見た後に『大韓帝国室』に入れば観覧の面白味は倍加する。1897年の大韓帝国宣言後、近代と前近代が共存した皇室の変化像が一目で見られる。

フランス、イギリス、日本などから輸入した西欧式の椅子、テーブル、カーテン、カーペットと伝統の李花模様刺繍の屏風が共に置かれた宮廷内部の姿は、それ自体で奇妙な感興をかもし出す。

我が国最初の紙幣であり、新旧貨幣交換証書である互助兌換券から、英親王(李垠)が幼年時代に着たという紅色の李花模様の陸軍礼服など、どれ一つ完全な朝鮮式でも、西欧式でもない。大韓帝国が刻苦の努力にもかかわらず、日帝に国権を奪われてしまうが、それでも最後まで維持しようとした民族的自負心がある程度感じられる。

国立古宮博物館は大韓帝国から始めて朝鮮時代に時間を遡って観覧するのも一つの面白味だ。朝鮮、大韓帝国時代の王室の服飾や生活遺物1,900点が3階10室に置かれているが、博物館自体はそんなに広くなく、一つ一つ見て回るのに適している。(機械翻訳 若干修正)


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純宗皇帝御車(国立故宮博物館 コレクション詳細)

純宗[在位1907~1910年]が乗った御車で、アメリカの自動車会社ゼネラルモーターズ(GM)社が製作したキャディラックのリムジンだ。7人乗り、31.25馬力、排気量5,153ccで、年式は1918年と推定される。車体には皇室の紋章である黄金の李花の装飾がされ、内部は李花が散りばめられた黄金色シルクで作られ、皇室の御車として威厳と華やかさを備えており、運転席後部の椅子をたたんだり広げられるようにしており、空間を活用する実用性も兼ね備えている。車体は鉄材でなく木材で、外部は漆を塗っている。全体的な形態は馬車と似た姿をしており、初期の自動車モデルの特徴を見せる。1992年当時、文化財管理局(現文化財庁)と現代自動車が復元作業に意を合わせ、純情皇后の御車とともに1997年から5年をかけて原型に近く修理・復元された。2007年、昌徳宮の御車庫から国立古宮博物館に移された。(機械翻訳 若干修正)
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純貞皇后御車(国立故宮博物館 コレクション詳細)

純宗の皇后である純貞皇后が乗ったもので、イギリスのデイムラー(Daimler)社が製作したリムジンである。7人乗り、20馬力、排気量3,309ccで、年式は1914年と推定される。純情皇后の御車は、純宗皇帝の御車よりも小さいが、自動車の形態や装飾が純宗の御車に比べてより流麗だ。内部は皇室の文章である李花を彩った黄金色のシルクで作られており、車体は木材、外部塗装は漆になっている。運転席後部の椅子をたたんで空間を活用できるのは純宗皇帝の御車と同じだ。全世界的に3台だけ残っていて、国内に現存する最古の自動車で、純宗御車とともに世界の自動車発達史はもちろん、我が国の自動車史および皇室の生活像などを研究するのに重要な歴史的資料だ。2007年、昌徳宮の御車庫から国立古宮博物館に移された。(機械翻訳 若干修正)


日韓併合(1910年)後なのに、そのことに一切触れないのはさすがですね。

2007年10月29日
2017年02月28日