(聯合ニュース 韓国語 2018/02/23)
※コムス=みみっちいやり口

日本防衛省が航空母艦に改造を推進すると伝えられた海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦『いずも』は、2000年代後半の初期基本設計段階から空母改造を念頭に置いて建造されたと朝日新聞が23日、複数の当時海上自衛隊幹部を引用して報道した。

事実上、ヘリコプター空母だが日本政府が護衛艦と呼ぶ『いずも』は、2010年予算で建造が決定され、2015年に実践配備された。航空母艦のように艦艇の前部から後部までの甲板が平らになっており、数機のヘリコプターを同時に運用できるのが特徴だ。

基本設計は2006~2008年に行われた。2008年は中国海軍艦艇の沖縄本島と宮古島の間の海峡航行が初めて確認され、尖閣(中国名 釣魚島)諸島周辺で中国船舶の出現が日常化し始めた時期だ。

当時、基本設計に関与した複数の海上自衛隊幹部によれば、日本政府は東シナ海で中国軍が活動を拡大するものと予想し、航空戦力の優位を確保する必要があると判断した。しかし、沖縄周辺で航空自衛隊が使用できる滑走路は那覇基地の滑走路一つだけだった

このような事情を考慮し、「航空自衛隊の航空機が不足したり、那覇基地を使用できなくなる場合に備え、『いずも』のように多様な航空機を搭載できる構造の艦艇を建造することに方針を固めた」という

当時、アメリカは垂直離着陸が可能なステルス戦闘機F35B(全長15m、幅11m)の開発を推進中だった。これにより、F35Bと新型輸送機オスプレイなどの導入を前提とした設計が推進された

具体的には、甲板と艦内の格納庫をつなぐエレベーターはF35Bの大きさに合わせて設計された。塗料もF35Bが離着陸時に噴射する500度近い熱に耐えられる材料が採択された。甲板を滑走して離陸することができるよう傾斜した台を艦首部分に取り付ける改造も考慮したという。

当時、設計を担当したある元幹部は「自衛隊艦艇は数十年先の情勢変化を見越して設計するのが当然だ」と指摘し、『攻撃型空母』は保有しないというのが政府の立場なため、公に明らかにすることはできなかったが、海上自衛隊内では必要だという一致した考え方があった」と明らかにした。

彼はまた「実際(空母)に改修するかは政治が決めればいいと考えていた」と話した。

小野寺五典防衛相は『いずも』の空母改造について、昨年12月の記者会見で「防衛力のあり方に関して、不断に様々な検討をしている」と前提し、「F35Bの導入や『いずも』型護衛艦の改修に向けた具体的な検討は、現在行っていない」と明らかにした。

しかし、日本メディアでは、今年に入り政府がF35Bの導入および、いずもの空母改造を推進することにしたという報道が相次いでいる。

日本政府が公式に護衛艦と呼ぶ『いずも』は、長さ250m、基準排水量1万9千950t規模だ。甲板の5か所で複数のヘリコプターが同時に離着陸することができる。優れた指揮通信能力を備え、海上自衛隊護衛艦隊の核心戦力にあげられる。広い船体にトラック50台分の貨物を積載することができ、災害支援と国際協力活動などにも投入できるという。(機械翻訳 若干修正)


(朝日新聞 2018/02/23)

 海上自衛隊最大のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」の空母化が防衛省内で検討されている問題で、いずもは2000年代後半の基本設計段階から空母への転換が想定されていたことが、当時の海自幹部の証言でわかった。中国の海洋進出が進む南西諸島周辺の防衛が念頭にあったという。

 いずもは10年度予算で建造が決まり、15年に就役した。空母のように艦首から艦尾まで甲板が平らな構造で、多数のヘリを一斉に運用できるのが特徴だ。

 基本設計が作られたのは06~08年。08年には中国軍の艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海峡で初めて確認され、尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入が常態化し始めた時期だった。

 当時の複数の海自幹部によると、東シナ海での中国軍の活動が拡大していくと予測し、空域の優位を確保する必要があると考えたという。ところが沖縄周辺で自衛隊の航空機が使える滑走路は那覇基地の1本だけ。「那覇基地が使えなくなったりする場合に備える方針が固まった」という。

 当時、米国では垂直に離着陸ができるステルス戦闘機F35Bの開発が進んでおり、同機や新型輸送機オスプレイなどの導入を前提に設計構想が進んだ。

 甲板と艦内の格納庫をつなぐエレベーターは、F35Bの大きさ(全長約15メートル、全幅約11メートル)に合わせて設計。同機が発着する際の噴射熱も耐えられる塗料も選んだ。甲板を滑走して発艦できるよう勾配をつけた台を艦首部分に取り付ける改修も、想定していたという。

 元幹部は「数十年先の情勢変化を見越して設計するのが当然だ。実際に改修するかは、政治が決めればいいと考えていた」と話す。

 ■<解説>「攻撃型空母」政府見解は違憲 「攻撃型空母」の保有は、憲法9条に由来する「専守防衛」に反するのではないかと長く議論されてきた。その裏側で、海自内で空母保有を念頭に建艦構想が進められていた。

 海自の元幹部らによると、冷戦時代の50年代後半から何度も航空機搭載型の護衛艦の保有構想が練られてきたという。旧ソ連が導入した原子力潜水艦や長射程の対艦ミサイルに対処する必要性からだった。

 冷戦が終わり、海外での災害救援や邦人輸送など自衛隊の任務が拡大する中で、護衛艦は大型化。物資や人員輸送にあたる大型ヘリが多数積める「ひゅうが」の建造が04年に認められた。次のいずもの建造では、中国との緊張の高まりを背景に、戦闘機搭載型の構想が織り込まれた。

 元幹部の一人は「中国情勢が将来激変する可能性は予見できた。戦闘機が運用できるよう、可能な限り配慮すべきだとの考え方は海自内で一致していた」と語る。他方で「攻撃型空母」は憲法9条で禁じられる戦力にあたるとの政府見解があり、「公には説明できなかった」とも明かした。

 防衛大綱や中期防衛力整備計画の改定を年末に控え、防衛省内ではいずもの「空母化」構想が再浮上。「尖閣諸島などの防衛のために使えば、『攻撃型』にはあたらない」との考え方も省内に広まりつつある。こうした長い経緯を踏まえた上での議論が必要になる。(谷田邦一)

 ◆キーワード <護衛艦いずも> 全長約250メートル、基準排水量1万9950トン。甲板に5カ所あるスポットから複数のヘリが同時に発着できる。高い指揮通信能力を備えた護衛艦部隊の中核的存在であると同時に、広い船体を生かしてトラック約50台を積み、災害支援や国際協力活動などの任務にあたることもできる。

 建造前から「空母ではないか」という指摘が国内外で出ていた。


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