(スポーツソウル 韓国語 2018/02/12)

明らかにチケットはすべて売れたが、空いていた観覧席がとても多かった。実際の座席占有率も60%と集計された。消えたチケットが何と40%にもなる。行方が分からないチケットも問題だが、さらに大きな問題は平昌オリンピック組織委員会(以下、組織委)だ。“すべて売れたらもう良い”という態度でチケットの行方はあまり気にしていない雰囲気だ。

去る10日、江陵市の関東ホッケーセンターは歴史的な瞬間を迎えた。初めて韓国と北朝鮮が女子アイスホッケーチーム単一チームを構成し、スイスを相手にオリンピック舞台初の試合を行ったのだ。単一チームでプレーする初めてのオリンピックゲームであるだけに熱い関心を集めた。約2週間前にすべてのチケットが売れ、全世界のマスコミが単一チームの試合を平昌オリンピック最大イシューの一つに挙げた。試合当日、チケット売り場に貼られた『全席売り切れ』案内文は、関東ホッケーセンターを埋め尽くず観客の熱狂的な応援を予告するようだった。オリンピックを取材する外信も『ソールド・アウト(Sold out)』という単語を浮上させながら、関心が集中した試合であることを強調した。

しかし、実際に試合が始まっても観覧席は何となくもの足りなかった。3階観覧席は半分以上が空席であった。3ピリオド中に発表された入場観客数は3,601人(東亜日報では3,606人)

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単一チームの試合に先立ち行われたスウェーデン-日本戦(16:40フェイスオフ。コリアは21:10)より少ない数字であった。スウェーデンと日本の試合の入場観客数は3,762人だった。取材席はもちろん、関東ホッケーセンターの横に用意されたメディア空間も満杯だったが、肝心の競技場の空席はは2,299席に達した。

実はある程度予告されたことだった。単一チームの構成が決まった瞬間、単一チームの女子アイスホッケー試合チケットは飛ぶように売れた。単一チームのすべての試合の前売り分があっという間に品切れになった。そして、直ちに中古取り引きサイトには数多くの単一チームチケットが上がってきた。女子アイスホッケーチケットの定価は2万ウォンから6万ウォンだ。ところが、取り引きサイトでの再販売価格は席に関係なく10万ウォンを越えた。昨年7月、オリンピックチケットを定価より高く転売すると、500万ウォン以下の過怠金を払う平昌オリンピック特別法を施行したが、効果は皆無だ。再販売サイトを通じてチケットを販売したダフ屋はなかなか価額を下げなかった。チケットをすべて売ることができなくても高い価格を維持して利益を残した。

組織委関係者はチケット2,299枚の行方をめぐり「チケットを持っているだけで競技場に訪れなかった観客が多いようだ。そして、選手の家族や関係者、応援団のための席も別に準備をしたが、全部入ることはなかったようだ。『ノーショー』(No Show 不参客)現象と試合の特殊性によるVIP席先行獲得が空席を作ったもではないかと思う」と推測した。一般販売分とVIP座席数を聞くと「正確な数字は把握できない。担当者の電話番号を教える」としたが、電話を受ける人ごとに自分が担当者ではないとしながら回答を拒否した。

組織委は、シャトルバス運用とボランティアメンバー待遇、全般的な運用システムと関連し、数えきれない程多くの指摘を受けている。去る9日、開会式後のシャトルバス運用がしっかりと行われなくて、平昌を訪れた観客らと取材陣が一時間以上、寒さの中でバスを待った。ボランティアメンバーに支給される服は零下10度を耐えるには非常に薄く、献立も芳しくない。組織委内部的にもコミュニケーションがうまくいかず、選手団まで日程ををめぐり混乱を経験している。オリンピック誘致が確定した瞬間から山積みであった心配が、そのまま現実になったのだ。これにチケット販売と分配も透明に行われていないという点が単一チームの試合を通じて如実にあらわれた。今後も試合観覧を望むファンたちを無視する“見た目だけ売り切れ”である試合が続出する可能性が高い。(機械翻訳 若干修正)