(中央日報 韓国語 2018/02/07)

政府が北朝鮮に軽油3万リットルを送るためにアメリカ側と協議に乗り出していたと伝えられた。

朝日新聞は複数の韓米関係消息筋を引用して〈(去る4日に予定だった)南北合同文化公演を巡り、韓国が軽油3万リットルの提供を計画していた〉と7日、ソウル発で報道した。〈(このような計画を)国連対北朝鮮制裁決議の例外とするようアメリカと調整していた中、北朝鮮が公演中止を一方的に通告してきた〉ということだ。  

朝日新聞によれば、北朝鮮に送ろうとしていた軽油は公演に使う発電機を回すためだ。  

朝日新聞は〈韓国側は、金剛山地区の施設の老朽化から、発電用の軽油3万リットルが必要と判断〉と伝えた。 

これは、先月末に国内に知らされた「1万リットル程度を送る計画を立てている」という内容より多い量だ。   

しかし、北朝鮮に送る石油製品は国際社会の制裁対象だ。

国連安全保障理事会は昨年12月、対北朝鮮制裁決議案2397号を通じて、精油製品の場合、年間供給量を従来の200万バレルから50万バレル(7,945万リットル)に大幅に削減した。

韓国側がアメリカにこのような制裁の例外として認めるよう要求すると、アメリカ側がいくつかの条件を付けて交渉中だったと朝日新聞は伝えた。

北朝鮮に送った軽油が軍事用に転用されないように対策を立てるようにというものであった。

具体的には、北朝鮮内での監視方法、使用後に残った軽油を韓国に持ち帰る方法などが議論されたという。

ところが、先月29日、北朝鮮側が一方的に行事の中止を通知して韓米間の交渉も中止されたと朝日新聞は伝えた。

政府は6日午後、東海市の墨湖港に入港した万景峰92号に食材と油、電気などを提供しようとしたが、対北朝鮮制裁違反論議に包まれた。

これと関連し、統一部(省に相当)はこの日「現在、北側が(便宜提供を)要請した事実もなく、便宜提供内容について具体的に決定されたこともない」と明らかにした。

しかし、統一部は翌日である7日、北朝鮮側が万景峰92号に対する油類支援を要請してきたと公開した。

ペク・テヒョン統一部報道官は7日、定例記者会見で「入港後にそのような要請があった」とし「政府が検討中」と話した。

引き続き「北朝鮮に便宜を提供することと関連しては、アメリカなど関係国と緊密に協議して制裁に抵触しないようにする」と付け加えた。

統一部は北朝鮮の油類支援要請の規模については明らかにしなかった。(機械翻訳 若干修正)

 平昌五輪:金剛山前夜祭に韓国が軽油提供、制裁違反の恐れも
(朝鮮日報 2018/01/28

 平昌冬季五輪の開幕を前に韓国・北朝鮮が合同で開催する金剛山での文化イベントに、韓国政府が発電用の軽油約1万リットル(約63バレル)を提供することが28日までに分かった。軽油などの石油精製品の北朝鮮への搬出は、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁や米国の独自制裁に違反する可能性がある。

 韓国政府の当局者は同日、北朝鮮側が「会場となる金剛山文化会館は韓国が建設した施設なので、北朝鮮からの安定的な電力供給は難しい」と表明したとして「韓国が軽油を提供しなければならないと思う」と述べた。韓国政府は、かつて現代峨山が金剛山文化会館に設置した発電機を使用する予定だが、燃料として軽油が必要だ。

 昨年12月に国連安保理が採択した北朝鮮制裁決議第2397号は、国連加盟国が北朝鮮に搬出できる石油精製品の年間総量を50万バレルに制限している。これについて韓国政府の当局者は「まだ年初なので、安保理に搬出の事実と量を報告すれば制裁違反という議論は回避できるだろう」との見方を示した。

 また、トランプ米大統領が昨年8月に改正した米国の「対北朝鮮制裁履行法」の第14条には、石油精製品を北朝鮮に直接・間接的に供給した個人・団体は米国の独自制裁の対象に指定され得るとの規定がある。米国政府が「人道目的」などの例外を認めない限り、制裁違反との議論は免れない。韓国政府関係者は「米国の法の解釈・適用権は米国政府にある」として、事前協議で対応する方針を示した。

 北朝鮮へ軽油、韓国計画 「制裁の例外」、米は憂慮 中止の合同行事巡り
(朝日新聞 2018/02/07)

 北朝鮮と韓国が金剛山地区で開催予定だった南北合同文化行事を巡り、韓国が軽油など計3万リットルの提供を計画し、国連制裁決議の例外とするよう米国と調整していたことがわかった。米側が慎重な態度を示していたところ、北朝鮮が1月末に突然、行事の中止を通告してきたという。

 複数の米韓関係筋が明らかにした。韓国政府は、五輪を契機に訪韓する北朝鮮代表団に最大限の便宜を図りたい考え。韓国統一省報道官は6日、北朝鮮の三池淵(サムジヨン)管弦楽団が利用した貨客船・万景峰(マンギョンボン)92号への電気や食料、油の提供に言及したが、直後に「北朝鮮の要求がない」として発言を撤回した。支援を巡る調整は波乱含みだ。

 関係筋によれば、南北は6日(4日)に文化行事を開催する方向で調整していた。金剛山地区の施設の老朽化から、韓国側は発電用の軽油などに計3万リットルが必要と判断。軽油やガソリンなど石油精製品の北朝鮮への年間輸出量を50万バレル(約7950万リットル)に制限した国連制裁決議の例外扱いとするよう米国と話し合っていた。

 米側は、軽油などが北朝鮮内で軍事用などに横流しされる事態を憂慮。国連決議の例外とすることに慎重な態度を見せる一方、使用を巡る監視体制や使い残した軽油などを韓国に持ち帰る手順を明確にするよう韓国側に求めた。

 米韓の調整が手間取るなか、北朝鮮は1月29日夜、行事の中止を伝えた。関係筋の一人は、北朝鮮の通告時点では、3万リットルを制裁決議の例外扱いとするかどうか結論が出ていなかったと説明。しびれを切らした金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、韓国を動揺させて更に北朝鮮寄りの政策を取らせるため、五輪と一番関係がない文化行事の中止を決めたとの見方を示した

 また、9日からは北朝鮮の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長らも訪韓する。米側は、北朝鮮関係者のなかに米独自制裁の対象者が含まれている場合、便宜供与はできる限り慎重に行うよう韓国側に申し入れている。(ソウル=牧野愛博)


万景峰92号はオリ・パラ期間中、行き来するたびに燃料満タン・食料満載で帰るのかな。