(聯合ニュース 韓国語 2018/01/30)

イ・サンドク(李相徳)駐シンガポール大使が大使職を辞任し、去る29日に帰任していたことが分かった。

外交部(省に相当)当局者は30日「イ大使が個人的な理由で帰任を希望し、戻ってくることになった」とし「現在も外交官としての身分は維持している」と明らかにした。

外交部当局者は“個人的な理由”がどんな内容かについては具体的に明らかにしなかった

当局者はまた「規定に従って帰任手続きを経ており、後任大使の人選は次の公館長人事の時に行われるだろう」と話した。

外交消息筋は「イ大使が大使館の職員には2~3週前ぐらいに帰任するという意向を明らかにした」とし「駐在国関係者たちに挨拶をし、同胞社会で歓送式も行った」と伝えた。

イ大使は、外交部東北アジア局長を終え、2016年4月に駐シンガポール大使として赴任し、1年9か月間、大使職を務めた。

外交部東北アジア局長時代、2014年4月から翌年12月まで合計12回にわたって行われた慰安婦問題に関した韓日局長級協議に韓国側首席代表として参加した

外交部当局者は「イ大使は慰安婦合意と関連した問責で帰任したのではない」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


以前から↓のように責め、今年初めに新任大使39人を任命した際に「韓国外交部で活躍してきたエリート外交官らの排斥も目立った」と報じられるほどのムン大統領の“外交官嫌い”では、「慰安婦合意と関連した問責で帰任したのではない」と言われても・・・

(共同通信/産経新聞 2017/09/26

 韓国政府の政策を検証する国会の「国政監査」が26日始まり、外交統一委員会の外務省に対する監査では、慰安婦問題の解決に関する日韓合意に反発する野党が「屈辱的な合意」などと政府側証人への批判を強めた。(略)

 外交統一委の国政監査には野党側の求めで元慰安婦の金福童さん(90)のほか、外務省東北アジア局長として合意交渉に携わった李相徳・駐シンガポール大使、合意に基づき韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長らが出席した

 金福童さんは「日本政府は慰安婦問題の歴史を消そうとし、一言の謝罪もしていない」と合意を批判。「それでもよくやったと言えるのか」と野党議員に問われた李氏は「与えられた条件下で最善を尽くした」と述べた。

2018年01月03日