(ニュース1 韓国語 2017/12/26)

日本外相が25日(現地時間)、第2次世界大戦当時、ナチスドイツに虐殺されたユダヤ人犠牲者を追悼する追慕施設を訪問して関心を集めている。

産経新聞・時事通信などによれば、河野太郎日本外相はこの日、中東歴訪の最初の訪問国であるイスラエルに到着、直ちにエルサレムのホロコースト犠牲者追慕館(ホロコースト記念館またはホロコースト博物館)『ヤド・バシェム』を訪れた

『ヤド・バシェム』は1953年に設置されたイスラエルの国立追悼施設としてホロコースト犠牲者の名簿・写真および関連証言などの記録物を展示しており、『証言のページ』(「ペイジーズ・オブ・テスティモニー」コレクション Pages of Testimony Collection)で有名だ。

河野外相もこの日、『ヤド・バシェム』で証言のページ記録物などの施設を見学し、『追慕のホール』(Hall of Remembrance)でホロコースト犠牲者に献花したと日本メディアが伝えた。

また、彼はヤド・バシェム芳名録に「ホロコーストの犠牲者と大切な方を亡くされた全ての方々へ深甚なる哀悼の意を表す。今後、このような惨劇が二度と繰り返されないことを心より祈念する」という文を英文で残した。

しかし、河野外相は、この日のヤド・バシェム訪問で、第2次大戦当時の日本の植民支配や侵略戦争の事実などについては全く取り上げなかった

去る2015年、安倍晋三日本総理がヤド・バシェム訪問の際、ホロコーストの残虐行為は指摘しながらも、日本の侵略戦争の事実は言及しなかったことと“瓜二つ”の歩みをしたのだ

逆にこの日、ヤド・バシェム敷地内にある『杉原千畝(1986年没)記念樹』に立ち寄って“第2次大戦当時、ユダヤ人の国外脱出には日本人の助けもあった”という点を努めて強調した

杉原は第2次大戦時、リトアニア駐在日本領事代理として働いており、政府の訓令を破ってユダヤ人6000人余りに日本行きビザを発行し、これらのアメリカ亡命を助けた人物だ。

安倍総理や河野外相のヤド・バシェム訪問には、逆説的に日本が第2次大戦の“また別の加害者”だったという歴史的事実を隠そうとの思惑が含まれているという指摘が出る部分だ

河野外相はこの日のヤド・バシェム訪問後には、ベンヤミン・ネタニヤフ,イスラエル総理とマフムード・アッバース,パレスチナ自治政府首脳に相次いで会い、イスラエルとパレスチナ間の紛争解決のために双方がそれぞれ独立した国家として平和に共存しようという“2国家解決策”を支持するという立場を伝えながら対話を促したと日本側は明らかにした。(機械翻訳 若干修正)