(聯合ニュース 韓国語 2017/12/21)

河野太郎日本外相が去る19日、日本を訪問したカン・ギョンファ(康京和)外交長官(外相)との会談で、安倍晋三総理の平昌冬季オリンピック出席が難しいと話したと朝日新聞が21日、伝えた。

朝日新聞は、複数の韓日関係消息筋を引用してこのように紹介し、安倍総理の平昌冬季オリンピック参加をめぐって日本側が韓国側を牽制する場面だったと解釈した。

これは、2015年12月の韓日間の慰安婦合意に対する韓国政府の対応に日本政府の不信感が高まり、外交的な“駆け引き”(押し合いすること)に出たもようだと朝日新聞は指摘した。

朝日新聞によれば、カン長官は東京の飯倉公館で行われた韓日外交長官会談で「安倍総理を平昌で歓迎したい」というムン・ジェイン(文在寅)大統領のメッセージを伝えた

しかし、河野外相は韓国政府が2015年末の韓日慰安婦合意に反する動きを見せていることに言及し、「このままでは(参加は)難しい」と答えた

これは、韓日間の慰安婦合意の経緯などを調査する長官直属のタスクフォース(TF)が、来る27日に結果を発表することにした中で出てきたことなので注目される

朝日新聞は〈河野外相の発言は、韓国政府が合意を否定する方向に転じれば韓国に対する日本の感情が悪化し、安倍総理の訪韓が難しくなるとの認識を伝えたもの〉と指摘した

ただし、朝日新聞は〈2020年の東京オリンピックの成功のためには韓国の協力が必要で、「現時点で安倍総理が参加しないとも伝えていない」と外務省関係者は伝えた〉と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)

 「首相の五輪参加、難しい」 河野氏、韓国側を牽制 日韓合意巡り
(朝日新聞 2017/12/21)

 19日にあった河野太郎外相と韓国の康京和(カンギョンファ)外相との会談で、来年2月の韓国・平昌冬季五輪への安倍晋三首相の出席をめぐって日本側が韓国側を牽制(けんせい)する一幕があった。日本政府は慰安婦問題で韓国政府の対応に不信感を募らせており、外交的な「駆け引き」を仕掛けた格好だ。

 複数の日韓関係筋が明らかにした。康氏が会談で「首相を平昌で歓迎したい」との文在寅(ムンジェイン)大統領のメッセージを伝えると、河野氏は文政権が2015年末の日韓合意に反する動きを見せていることに触れ、「このままでは(参加は)難しい」と伝えた。

 日韓合意では、両国は慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった。だが、文政権は外相直属の有識者らのチームで合意の経緯などを検証する作業を開始。この日の会談でも、合意の着実な履行を求める河野氏に対して康氏は明確に回答せず、検証結果を27日に公表すると伝えた。

 関係筋によると、河野氏の発言は、韓国政府が日韓合意を否定する方向に転じれば日本の対韓感情が悪化し、首相の訪韓が難しくなるとの認識を伝えたものという。ただ2020年の東京五輪には韓国の協力も必要で、「現時点では首相は参加しないとも伝えていない」(日本外務省関係者)としている。

 康氏は20日、韓国記者団と懇談し、検証結果公表後に学者や元慰安婦らの意見を聴取し、政府としての対応を時間をかけて決める考えを明らかにした。日本政府はこうした文政権の対応を見極めつつ、平昌五輪への首相出席の是非を判断する方針だ。(武田肇、松井望美)

2017年12月19日